【世界遺産を巡る旅】カナダ後編

カナダ

こんにちはnemoです。

新シリーズ【世界遺産を巡る旅】始めました。この旅は世界遺産を勉強しながら各国を周る妄想旅です。

【世界遺産を巡る旅】カナダ

151ヶ国目はカナダ。2021年10月現在、世界遺産18件(文化遺産9件、自然遺産9件)です。

カナダといえばメープル。メープルシロップ有名ですね。

それではカナダの世界遺産を見ていきましょう。

ナハニ国立公園

登録:1978年(自然遺産) 登録基準:(ⅶ)、(ⅷ)

ナハニ国立公園は、カナダにある国立公園で自然遺産です。

1978年に初めて登録された世界遺産の一つです。

国立公園内の硫黄分を含んだ温泉、ツンドラ、山塊、トウヒ属やヤマナラシで構成される森林は、多くの鳥類、魚類、哺乳類の生息地です。ラビットケトル・ホットスプリングと名づけられた温泉地では、1万年前に形成され、カナダ国内では最大級の大きさである高さ30メートル、幅60メートルの多孔質の石灰石が見つかっています。

クルエーン/ランゲル=セント・イライアス/グレイシャー・ベイ/タッチェンシニー=アルセク

登録:1979年(自然遺産)、1992年、1994年拡張 登録基準:(ⅶ)、(ⅷ)、(ⅸ)、(ⅹ)

クルエーン/ランゲル=セント・イライアス/グレイシャー・ベイ/タッチェンシニー=アルセクは、アメリカとカナダにある自然遺産です。

北アメリカ大陸の太平洋、北側の地域で、アメリカのアラスカ州、カナダのユーコン準州、ブリティッシュ・コロンビア州にあります。

この地域は、北アメリカの屋根とも言われる山岳地帯で、手つかずのツンドラ森林地帯、氷河を水源とする河川が織りなす大自然の魅力で知られます。また、グリズリー(ハイイログマ)やトナカイ、ドールシープなどの大規模な生息地になっています。

1979年にクルエーン/ランゲル=セント・イライアスとして。1992年にグレイシャー・ベイ、1994年にタッチェンシニー=アルセクが拡大登録され現在の名称になりました。

州立恐竜公園

登録:1979年(自然遺産) 登録基準:(ⅶ)、(ⅷ)

州立恐竜公園は、カナダにある州立公園で自然遺産です。

公園は際立って「バッドランド」と呼ばれる荒涼とした地形のレッドディア川渓谷に位置していますが、何よりも世界最大級の恐竜化石層があることで知られています。39もの恐竜の種がここで発見され、500以上の標本が世界中の博物館に移送・展示されています。

ウッド・バッファロー国立公園

登録:1983年(自然遺産) 登録基準:(ⅶ)、(ⅸ)、(ⅹ)

ウッド・バッファロー国立公園は、カナダにある国立公園で自然遺産です。

多種多様な野生動物が生息しており、ヘラジカやアメリカグマ、オオカミ、オオヤマネコ、ヒグマ、野ウサギ、カナダヅル、シンリンバイソン、ライチョウ、大蛇などがいます。

野生の自然ではアメリカシロヅルの営巣地が唯一ある場所で、夏の生息域として知られています。公園内には生物学的に多様性に富んだ世界最大の内陸三角州ピース・アサバスカ・デルタがあり、野生のシンリンバイソンも数多く生息しています。

カナディアン・ロッキー山脈自然公園群

登録:1984年(自然遺産)、1990年拡張 登録基準:(ⅶ)、(ⅷ)

カナディアンロッキー

カナディアン・ロッキー山脈自然公園群は、カナダにある自然公園群で自然遺産です。

カナディアン・ロッキー山脈自然公園群は、4つの国立公園と3つの州立公園によって構成されています。3,000メートル級の山々がいだく氷河、氷河湖、滝、峡谷、鍾乳洞、化石などの今なお残る手つかずの自然が残っています。

グロス・モーン国立公園

登録:1987年(自然遺産) 登録基準:(ⅶ)、(ⅷ)

グロス・モーン国立公園は、カナダにある国立公園で自然遺産です。

グロスモーン国立公園は、プレート・テクトニクスによる大陸の形成過程を知ることのできる、貴重な場所です。古代、カンブリア紀の大陸移動で生じた岩の層など、何億年もの地殻変動の証がダイナミックに現れています。

テーブルランドという赤茶けた岩山の台地は、大陸がぶつかりあい、海底から押し上げられるかたちでできたものです。不毛に近い場所での生態系で特筆すべきは,ピッチャープラントに代表される食虫植物が多いと言う事です。

ウォータートン・グレイシャー国際平和自然公園

登録:1995年(自然遺産) 登録基準:(ⅶ)、(ⅸ)

ウォータートン・グレイシャー国際平和自然公園は、アメリカとカナダの国境をまたいだ国際公園で自然遺産です。

アメリカのグレイシャー国立公園とカナダのウォータートン・レイク国立公園の国境を跨いだ世界唯一の国際公園です。3000m級の山が並ぶロッキー山脈の真中にあり、氷河に削られた地形が特徴です。

ミグアシャ国立公園

登録:1999年(自然遺産) 登録基準:(ⅷ)

ミグアシャ国立公園は、カナダにある国立公園で自然遺産です。

この公園はデボン紀の化石、特に魚類から四肢動物への進化を考える上で重要な化石が多く発見されている点に特色があります。古生代のデボン紀後期の魚類の化石、貴重な骨のある4枚のヒレをもった魚類から脊椎動物への進化を示す生物の化石も良好な状態で発見されています。

ジョギンズ化石断崖

登録:2008年(自然遺産) 登録基準:(ⅷ)

ジョギンズ化石断崖は、カナダにある石炭紀の化石の産地で自然遺産です。

ここで発見された化石については、あのダーウィンの『種の起源』でも触れられているのだそうです。水中から次第に陸上へと、生存のエリアを広げてきた生物たちの化石によって、その進化の過程を知ることができるのです。こうしたことから、19世紀には、著名な地質学者が多数ここを訪れるようになりました。

まとめ

カナダの世界遺産を簡単にまとめてみました。いろいろあって興味深いですね。実際に訪れたいです。

早く自由に旅できる日がきてほしいですね!

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