タイトル:【世界遺産を巡る旅】ケニア、ウガンダ
こんにちはnemoです。
新シリーズ【世界遺産を巡る旅】始めました。この旅は世界遺産を勉強しながら各国を周る妄想旅です。
【世界遺産を巡る旅】ケニア
102ヶ国目はケニア。2021年8月現在、世界遺産7件(文化遺産4件、自然遺産3件)です。
ケニアと言えばサファリ、マサイなど。ナイロビは凶悪都市とも言われますがどうなんでしょうね。動物を見に行きたい。
それではケニアの世界遺産を見ていきましょう。
ラム旧市街
登録:2001年(文化遺産) 登録基準:(ⅱ)、(ⅳ)、(ⅵ)
ラム旧市街は、ケニアのラム島にある遺跡群都市で文化遺産です。
町が出来たのは14世紀のことで、スワヒリ系の建造物群がいまなお良好に現存しています。この東アフリカで現存する最古のスワヒリ建造物群が評価されました。
かつては奴隷貿易の中心地のひとつでした。ラムの民族構成は多彩ですが、主要なアラビア交易ルート上に位置したので、住民はほとんどがイスラム教徒です。
ミジケンダのカヤの聖なる森林群
登録:2008年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)、(ⅴ)、(ⅵ)
ミジケンダのカヤの聖なる森林群は、ケニア海岸部の後背地にあたる山間に築かれていた要塞化した村落、森林群で文化遺産です。
かつてミジケンダ諸民族にとって文化的・生活的に重要な拠点だった場所であり、ミジケンダの起源伝承とも結びついていました。
カヤは円形の村落で、それを外円状の森林が取り囲んでいます。カヤの中央部には宗教上の重要な意味を持つ呪物が埋められており、その周囲に住居や集会場が展開しています。周囲の森林は外に繋がる2本の道を除けば人の手がはいらない原生林で、祖先の霊などが出現することもある聖なる(もしくは呪われた)森林と考えられており、材木の切り出しなどは認められていませんでした。
モンバサのジーザス要塞
登録:2011年(文化遺産) 登録基準:(ⅱ)、(ⅳ)
モンバサのジーザス要塞は、ケニア・モンバサにある要塞で文化遺産です。
モンバサはインド洋に面する港町で、東アフリカでは最古級の港町であり、1331年にはイブン・バットゥータが訪問したことでも知られています。東アフリカの交通の要衝であり、アジアやアラビア、東アフリカ各地から物産が集散しました。それゆえに、インド洋の支配を目指したポルトガルはモンバサの支配を計画しました。
要塞は1593年、スペイン王・フェリペ2世の命令によって建設されました。要塞の形は、「神の完全なる創造物である」人間の形を模したものであり、ルネサンスの時代背景がこの要塞に残っています。
ティムリカ・オヒンガ
登録:2018年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)、(ⅳ)、(ⅴ)
ティムリカ・オヒンガは、ケニアにある石造りの遺跡群で文化遺産です。
ヴィクトリア湖の周辺には集落をサークル状に取り囲むオヒンガと呼ばれる石壁が点在しており、最大規模を誇るのがティムリカのオヒンガ群です。
構造物は、モルタルなしで所定の位置に設置された無処理のブロック、岩、石などから構築されています。密集した石が絡み合っており、この遺跡は550年以上前のものと考えられています。
ケニア山国立公園/自然林
登録:1997年(自然遺産)、2013年拡張 登録基準:(ⅶ)、(ⅸ)
ケニア山国立公園/自然林は、ケニアにある国立公園で自然遺産です。
比較的標高の低い地域には、コロブスなどの猿、およびケープバッファローなどが見られ、ゾウなどの大型動物は標高4500m以上に生息しています。一帯は火山の堆積物で土壌が肥沃であり、斜面を大量の水が流れてくれることから農業に適しています。このため、境界領域での人口増加が進んでおり、一部地域ではゾウなどが農地に迷い込まないように通電させた防壁を設置している場所もあります。
植生に関しては、いわゆるジャイアントロベリアやジャイアントセネシオといった巨大な草本の群落が見られる点が特色の一つであり、固有種も数種類存在します。
トゥルカナ湖国立公園群
登録:1997年(自然遺産)、2001年拡張 登録基準:(ⅷ)、(ⅹ)
トゥルカナ湖国立公園群は、ケニアにあるトゥルカナ湖の3つの国立公園の総称で自然遺産です。
荒涼とした湖岸に縁取られた翡翠色の湖水が、草木の生えていない絶壁の間を南北に伸びる印象的な景観、水鳥の大規模な生息地、数百万年前の人類の化石の産地、といった観光資源には恵まれています。 しかし、交通がきわめて不便な場所であるために訪問者は少ないです。
水鳥、ナイルワニ、カバの生息地であり、多様な鳥類相と砂漠環境を持つトゥルカナ湖の生態系は植物と動物の集団の研究に理想的な場所です。また、先史時代の環境の理解につながるコービ・フォラの人類祖先の化石産地があります。
大地溝帯にあるケニアの湖沼群
登録:2011年(自然遺産) 登録基準:(ⅶ)、(ⅸ)、(ⅹ)
大地溝帯にあるケニアの湖沼群は、ケニアにある湖沼群で自然遺産です。
エルメンテイタ湖、ナクル湖、ボゴリア湖が対象となっています。大地溝帯にあり、地下でつながる3つの湖とその周辺は、地形や植生が織りなす傑出した自然美と、コフラミンゴなど13種の絶滅危惧種や準絶滅危惧を含む多くの鳥類の生息地となっていることなどが評価されています。
【世界遺産を巡る旅】ウガンダ
103ヶ国目はウガンダ。2021年8月現在、世界遺産3件(文化遺産1件、自然遺産2件)です。
ウガンダにいけば赤道跨げます。マウンテンゴリラに会えるかも。元々行こうと思ってたので早く行ってみたいですね。
それではウガンダの世界遺産を見ていきましょう。
カスビのブガンダ歴代国王の墓
登録:2001年(文化遺産) 登録基準:(ⅰ)、(ⅲ)、(ⅳ)、(ⅵ)
カスビのブガンダ歴代国王の墓は、ウガンダのカンパラにあるで文化遺産です。
19世紀後半以降のブガンダ王国の歴代国王4人が葬られている墓所を中心としています。この墓所は、ガンダ族にとっての伝統的な拠り所となっています。
19世紀半ばにブガンダ王国の王であったムテサ1世は、1882年に現在のウガンダの首都カンパラの北西3kmに位置するカスビの丘に、木、レンガ、ヨシなどで造営された茅葺屋根の宮殿を建てました。2年後に彼が歿すると、宮殿はそのまま彼の墓所となりました。歴代の王たちや縁者も周辺に葬られています。
旧宮殿の焼失を受け、2010年に危機遺産に登録されました。
ブウィンディ原生国立公園
登録:1994年(自然遺産) 登録基準:(ⅶ)、(ⅹ)
ブウィンディ原生国立公園は、ウガンダにある国立公園で自然遺産です。
ブウィンディの原生林は、アフリカの生態系の中でも最も豊かなものの一つです。120種の哺乳類、346種の鳥類、202種の蝶、163種の樹木、100種のシダ、27種の爬虫類などが確認されており、その中には絶滅危惧種や大地溝帯の固有種なども含まれています。
この公園のなかで有名なのは340頭ほどのブウィンディゴリラです。この頭数は絶滅が危惧されている世界のマウンテンゴリラの頭数の約半分にあたります。
ルウェンゾリ山地国立公園
登録:1994年(自然遺産) 登録基準:(ⅶ)、(ⅹ)
ルウェンゾリ山地国立公園は、ウガンダにある国立公園で自然遺産です。
ルウェンゾリは、現地のバコンジョ人の言葉で「雪を戴いた山」を意味します。その名の通り、アフリカでは3つしかない万年雪を戴く山地です。
この地に生息する動物には、アヌビスヒヒ、シロサイ、森林ゾウ、チンパンジー、ロエストグエノン、セネシオの葉っぱが主食のキノボリハイラックスなどやセネシオの幹に巣を作るサンバードという鳥がいます。巣は巨大植物から集めてきた綿毛で覆っています。サンバードはロベリアの蜜を吸うことで受粉の手伝いもしています。この高地では花粉を運んでくれる昆虫はほとんどいない為、セネシオに守られたサンバードだけが高山植物たちの繁殖を助けてくれています。
まとめ
ケニア、ウガンダの世界遺産を簡単にまとめてみました。自然が豊かな感じです。
早く自由に旅できる日がきてほしいですね!
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