【世界遺産を巡る旅】タイ、ミャンマー

タイ

こんにちはnemoです。

新シリーズ【世界遺産を巡る旅】始めました。この旅は世界遺産を勉強しながら各国を周る妄想旅です。

【世界遺産を巡る旅】タイ

12ヶ国目はタイ。2021年5月現在、世界遺産5件(文化遺産3件、自然遺産2件)です。

タイは何度も行ってるんですが、物価もそこまで高くないので、旅もしやすく楽しいですね。バンコクは大都市ですが、地方へ行けば自然もあり、ビーチの綺麗な島々もあり、初めての海外でも楽しめると思います。

それではタイの世界遺産を見ていきましょう。

スコータイの歴史上の町と関連の歴史上の町

登録:1991年(文化遺産) 登録基準:(ⅰ)、(ⅲ)

スコータイ

スコータイの歴史上の町と関連の歴史上の町は、タイにある歴史公園で文化遺産です。

スコータイにはタイ族最初の独立王朝の都があり、第3代目ラームカムヘーン王の時代に国力が増大、タイ文字が発明され、スリランカから仏教を、中国から陶磁器の技術を取り入れるなど、大きく発展していきました。

その中心であったスコタイ遺跡と、周辺のシーサッチャナーライ遺跡カンペーンペット遺跡が歴史公園として整備され世界遺産に登録されています。

古都アユタヤ

登録:1991年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)

アユタヤ

古都アユタヤは、タイのアユタヤにあるアユタヤ王朝の遺跡群で文化遺産です。

アユタヤは1351~1767年に栄えたタイ族の王朝で、中国や日本、アラブ・ペルシアなどとの交易で栄えました。1767年のビルマのコンバウン王朝による攻撃を受けてアユタヤ王朝は消滅。同時にアユタヤ市内の建造物や石像は徹底的に破壊され、ほとんどの寺院は廃寺となり、王宮も台座を残すのみとなりました。

プラ・プラーン様式の寺院等の遺跡はアユタヤ王朝独自の建築文化を伝える貴重な資料となっています。

バーンチエン遺跡

登録:1992年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)

バーンチエン遺跡は、タイのウドーンターニー県・ノーンハーン郡にある古代文明の遺跡で文化遺産です。

土器を中心に動物の骨なども見つかっており、黄河文明・メソポタミア文明とは違った、東南アジア独自の文明として注目を集めています。

紀元前数千年というタイの有史以前の時代のものであり、文明の主である民族は今のところ不明です。国陶、文様陶器、彩色陶器という3つの時代に分けられる稲作・農耕文化をもち、陶器技術も発達したと言われています。

トゥンヤイ-フワイ・カーケン野生生物保護区

登録:1991年(自然遺産) 登録基準:(ⅶ)、(ⅸ)、(ⅹ)

トゥンヤイ-フワイ・カーケン野生生物保護区は、タイ中部にある二つの野生動物保護区で自然遺産です。

トゥンヤイ・ナレースワン野生生物保護区およびフワイ・カーケン野生生物保護区の二つの野生生物保護区を合わせて登録されています。手つかずの自然が広範囲で残っていることが評価されました。

この地域への一般人の立ち入りは堅く禁じられているため、観光は出来ません。しかし、近隣には幾つかの立ち入り可能な国立公園が存在するため、この地域の自然を体感することが出来ます。

ドンパヤーイェン-カオヤイ森林地帯

登録:2005年(自然遺産) 登録基準:(ⅹ)

ドンパヤーイェン-カオヤイ森林地帯園は、タイのバンコク北東部に広がる森林地帯で自然遺産です。

カオ・ヤイ国立公園タップ・ラーン国立公園パーン・シーダー国立公園ター・プラヤー国立公園ドン・ヤイ野生生物保護区の4つの国立公園と1つの野生生物保護区で構成されています。

シロテテナガザルやその食べ残しで生息するマレーヤマアラシ、もっとも原始的な猿といわれるスローロリスや、この地域のみでしかみられない世界最大のオオサイチョウが生息しています。

【世界遺産を巡る旅】ミャンマー

13国目はミャンマー。2021年5月現在、世界遺産2件(文化遺産2件)です。

行けそうでなかなか行けない国ミャンマー。国境の町だけは行ったことあるんだけど、当時は自由に観光できなかったので、いつか行きたいと思っていました。ついに行けると思っていたら、コロナの影響でフライトがキャンセル、結局行けず。現在はクーデターの影響で行くのも難しいですけど、早く落ち着いてほしいところです。

それではミャンマーの世界遺産を見ていきましょう。

ピュー古代都市群

登録:2014年(文化遺産) 登録基準:(ⅱ)、(ⅲ)、(ⅳ)

ピュー古代都市群は、ミャンマーのエーヤワディー川流域にあるピューの城郭都市の遺跡で文化遺産です。

紀元前200年頃から後9世紀にかけて栄えたピュー王国の遺跡であり、約2000年前に東南アジアに仏教が伝来したことを示す最古の証拠でもあります。

仏教伝来により、この地域には経済的、社会的、政治的、文化的変容がもたらされました。ハリン、ベイタノー、シュリー・クシェトラの3つの都市遺跡が登録されています。

バガン

登録:2019年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)、(ⅳ)、(ⅵ)

バガン

バガンは、ミャンマーのマンダレー地方域にある仏教遺跡で文化遺産です。

カンボジアのアンコール・ワット、インドネシアのボロブドゥールとともに、世界三大仏教遺跡のひとつと称され、イラワジ川中流域の東岸の平野部一帯に、大小さまざまな仏教遺跡が林立しています。

ほとんどは11世紀から13世紀に建てられたもので、大小さまざまありますが、仏塔数は3000を超えるとも言われています。

世界遺産登録の背景には日本の専門家チームもかかわっていたようですね。

まとめ

タイ、ミャンマーの世界遺産を簡単にまとめてみました。数は多くないけれど、興味深いものもありますね。いつか行ってみたいです。

早く自由に旅できる日がきてほしいですね!

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