【世界遺産を巡る旅】キプロス、北マケドニア、アルバニア

アルバニア

こんにちはnemoです。

新シリーズ【世界遺産を巡る旅】始めました。この旅は世界遺産を勉強しながら各国を周る妄想旅です。

【世界遺産を巡る旅】キプロス

48ヶ国目はキプロス。2021年7月現在、世界遺産3件(文化遺産3件)です。

キプロスって名前は聞いたことあるし、場所も大体わかるんだけど。何があるのかいまいちわかりません。ここで学んでみましょう。

それではキプロスの世界遺産を見ていきましょう。

パフォス

登録:1980年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)、(ⅵ)

パフォスは、キプロスのパフォスにある新旧遺跡群で文化遺産です。

愛と美を司るギリシア神話の女神アプロディーテー生誕の伝説の地で、古代において信仰上の重要な地でした。古代ギリシア、ローマ時代にはキプロスの首府であり、新パフォスにあるローマ帝国属州行政官の住居跡にはモザイクタイルの床が今でも残っており、現在では観光地として有名です。

アプロディテ崇拝に直結した、神殿都市の普遍的な重要性および文化的価値が高く評価されました。

トロードス地方の壁画聖堂群

登録:1985年(文化遺産)、2001年拡張 登録基準:(ⅱ)、(ⅲ)、(ⅳ)

トロードス地方の壁画聖堂群は、キプロスのトロードス山脈に残るギリシャ正教の聖堂や修道院で文化遺産です。

9つの聖堂と1つの修道院だ対象になっておりいずれの聖堂・修道院も、ビザンティン様式の美しいフレスコ画が残っていることが評価されました。

聖堂内部を埋め尽くすかのように、壁や天井に描かれたそれらの壁画は、コムネノス朝時代からビザンティン帝国滅亡後に至るまで、長い期間に蓄積されてきたものです。

ヒロキティア

登録:1998年(文化遺産) 登録基準:(ⅱ)、(ⅲ)、(ⅳ)

ヒロキティア

ヒロキティアは、キプロスに残る新石器時代の遺跡で文化遺産です。

この遺跡は紀元前7千年紀から紀元前4千年紀のもので、地中海東部に残る先史時代の遺跡としては、保存状態の良好さと価値の面で特に重要な部類に属しています。

その重要性の多くは、この遺跡が集落を形成しているだけでなく、その共同体を守るための城壁を張り巡らせていることで、組織化された機能的社会が存在していたことを窺わせる点に関わっています。

【世界遺産を巡る旅】北マケドニア

49ヶ国目は北マケドニア。2021年7月現在、世界遺産1件(複合遺産1件)です。

北マケドニアは最近(2018年)国名が変わったことで有名ですね。マケドニアと言えばアレクサンドロス大王。ヒストリエってマンガ読んでるんですが、続き出てほしいな。

それでは北マケドニアの世界遺産を見ていきましょう。

オフリド地域の自然・文化遺産

登録:1979年(複合遺産)、1980年、2019年拡張 登録基準:(ⅰ)、(ⅲ)、(ⅳ)、(ⅶ)

オフリド

オフリド地域の自然・文化遺産は、北マケドニアとアルバニアにまたがる複合遺産です。

世界最古の湖とも言われる清澄なオフリド湖の美しい景観、そしてそれと調和して発達してきた北マケドニアの都市オフリドに残るキリスト教建築物やイコンなどが評価されたものです。

ヨーロッパでも最古の人類の定住地の一つと見なされており、紀元前12世紀から紀元前4世紀にはイリュリア人都市がありました。9世紀末の聖クリメントと聖ナウムの活動により、スラブ世界最初のキリスト教文化の基礎を築いたと言われています。ビザンツ帝国時代に多くの聖堂が建設され、優れたフレスコ画も多く描かれました。

オフリド湖は透明度が高いことでも知られ、その美しさに定評があります。その形成は約500万年前とされ、世界最古級と見積もられています。大昔の生物相を引き継いだ希少な生態系が保存されています。

【世界遺産を巡る旅】アルバニア

50ヶ国目はアルバニア。2021年7月現在、世界遺産4件(文化遺産2件、自然遺産1件、複合遺産1件)です。

アルバニアはあまりよく知らない人も多いと思うんですけど、いろいろ見所ありそうですね。いつか行ってみたい。

それではアルバニアの世界遺産を見ていきましょう。

ブトリント

登録:1992年(文化遺産)、1999年拡張 登録基準:(ⅲ)

ブトリントは、アルバニア南部のサランダ県にある都市遺跡で文化遺産です。

ブトリントは古代ローマの詩人ヴェルギリウス作の叙事詩『アエネイス』に登場します。学術的な調査によってこの地には少なくとも紀元前8世紀には人の定住があったことがわかっています。

海峡に接する要地であったこともあり、対岸のケルキラ(コルフ)とともに海上交易によって発展、紀元前4世紀までには防壁を持った都市としての形を成すまでになり、劇場やアゴラ、アスクレーピオスの神殿なども造られました。

ベラトとジロカストラの歴史地区

登録:2005年(文化遺産)、2007年拡張 登録基準:(ⅲ)、(ⅳ)

ベラト

ベラトとジロカストラの歴史地区は、アルバニア中部、南部の都市で文化遺産です。

ジロカストラはアルバニアにおける博物館都市で、街並みを形作っているのは、この地域特有のクラと呼ばれる石造りの家屋で、オスマン帝国時代に建造されたものです。希少なオスマン帝国時代の町並みや農民によって築かれた多くの歴史遺産が残されています。

ベラトにはオスマン帝国時代の街並みが保存されており、千の窓を持つ街とも呼ばれています。2008年に追加されました。

カルパティア山脈とヨーロッパ各地の古代及び原生ブナ林

登録:2007年(自然遺産)、2011年、2017年拡張 登録基準:(ⅸ)

カルパティア山脈とヨーロッパ各地の古代及び原生ブナ林は、ヨーロッパ12か国にまたがる自然遺産です。

東カルパティア山脈に残るヨーロッパブナの原生林が、ヨーロッパに残る同種の森林の中でも樹齢、種類の多様さ、木々の大きさ、範囲の広さなどの点で突出した価値を持つとして、世界遺産に登録されました。

当初はウクライナとスロバキアでしたが、その後追加で登録され現在に至ります。(スロバキア・ウクライナ・ドイツ・アルバニア・オーストリア・ベルギー・ブルガリア・クロアチア・イタリア・ルーマニア・スロベニア・スペイン

オフリド地域の自然・文化遺産

登録:1979年(複合遺産)、1980年、2019年拡張 登録基準:(ⅰ)、(ⅲ)、(ⅳ)、(ⅶ)

オフリド

オフリド地域の自然・文化遺産は、北マケドニアとアルバニアにまたがる複合遺産です。

世界最古の湖とも言われる清澄なオフリド湖の美しい景観、そしてそれと調和して発達してきた北マケドニアの都市オフリドに残るキリスト教建築物やイコンなどが評価されたものです。

ヨーロッパでも最古の人類の定住地の一つと見なされており、紀元前12世紀から紀元前4世紀にはイリュリア人都市がありました。9世紀末の聖クリメントと聖ナウムの活動により、スラブ世界最初のキリスト教文化の基礎を築いたと言われています。ビザンツ帝国時代に多くの聖堂が建設され、優れたフレスコ画も多く描かれました。

オフリド湖は透明度が高いことでも知られ、その美しさに定評があります。その形成は約500万年前とされ、世界最古級と見積もられています。大昔の生物相を引き継いだ希少な生態系が保存されています。

2019年アルバニア側も追加されました。

まとめ

キプロス、北マケドニア、アルバニアの世界遺産を簡単にまとめてみました。あまりなじみがない国々ですが一度は訪れてみたいですね。

早く自由に旅できる日がきてほしいですね!

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