【世界遺産を巡る旅】ガボン、コンゴ共和国、アンゴラ、ナミビア

アンゴラ

こんにちはnemoです。

新シリーズ【世界遺産を巡る旅】始めました。この旅は世界遺産を勉強しながら各国を周る妄想旅です。

【世界遺産を巡る旅】ガボン

114ヶ国目はガボン。2021年8月現在、世界遺産2件(自然遺産1件、複合遺産1件)です。

ガボンと聞いてもピンとこないかもしれませんが、多くの人がきっと同じでしょう。

それではガボンの世界遺産を見ていきましょう。

イヴィンド国立公園

登録:2021年(自然遺産) 登録基準:(ⅸ)、(ⅹ)

イヴィンド国立公園は、ガボン北東部にある国立公園で自然遺産です。

中部アフリカ最大級のコング滝、ミングリ滝があります。熱帯雨林が広がり、マルミミゾウやゴリラの生息密度が高いことで知られています。手付かずの熱帯雨林や滝と共に独特な景観を作り出しており、固有種や絶滅危惧種も多く棲息しています。

ロペ=オカンダの生態系と残存する文化的景観

登録:2007年(複合遺産) 登録基準:(ⅲ)、(ⅳ)、(ⅸ)、(ⅹ)

ロペ=オカンダの生態系と残存する文化的景観は、ガボン中央部に存在する国立公園で複合遺産です。

領域のほとんどは熱帯雨林ですが、公園の北部に、1万5千年前の氷期に中央アフリカで形成されたサバナが残存しています。ゴリラ、マンドリル、チンパンジーなどが数多く生息している他、絶滅危惧種に指定されている哺乳類も生息しています。また、この地にはピグミー族などが居住したため、鉄器時代以前の遺跡や岩絵が保存されています。

【世界遺産を巡る旅】コンゴ共和国

115ヶ国目はコンゴ共和国。2021年8月現在、世界遺産1件(自然遺産1件)です。

コンゴ共和国は民主共和国とは別の国。紛らわしい気もしますが間違えないようにしましょう。

それではコンゴ共和国の世界遺産を見ていきましょう。

サンガ川流域の3か国保護地域

登録:1988年(自然遺産) 登録基準:(ⅸ)、(ⅹ)

サンガ川流域の3か国保護地域は、カメルーンのロベケ国立公園、コンゴ共和国のヌアバレ=ンドキ国立公園、中央アフリカ共和国のザンガ=ンドキ国立公園という、3か国の国立公園で自然遺産です。

体長2mにも及ぶゴリアテタイガーフィッシュやナイルワニが生息種として有名であり、ニシローランドゴリラやマルミミゾウなどの希少動物たちの生息域やゾウやゴリラ、チンパンジーなど大型哺乳類も数多く生息していますが、その多くが絶滅危惧種です。

ヨーロッパ以外での3か国以上にまたがる世界遺産の登録は初です。

【世界遺産を巡る旅】アンゴラ

116ヶ国目はアンゴラ。2021年8月現在、世界遺産1件(文化遺産1件)です。

アンゴラもアンドラと間違えそう。どっちだったかなーって。

それではアンゴラの世界遺産を見ていきましょう。

旧コンゴ王国首都の残影ンバンザ=コンゴ

登録:2017年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)、(ⅳ)、(ⅵ)

旧コンゴ王国首都の残影ンバンザ=コンゴは、アンゴラ北西部ザイーレ州の州都にある歴史地区で文化遺産です。

14~19世紀にコンゴ王国の首都として繁栄した都市です。ポルトガル人が15世紀に到来したことで、現地の材料で作られていた建物にヨーロッパの石造建築方法が取り入れられました。サハラ以南アフリカのどこよりも、ンバンザ=コンゴは、キリスト教の布教とポルトガル人の到来によってもたらされて重大な変化を示す良い例とされています。

【世界遺産を巡る旅】ナミビア

117ヶ国目はナミビア。2021年8月現在、世界遺産2件(文化遺産1件、自然遺産1件)です。

ナミビアといえばナミブ砂漠。行ってみたい。

それではナミビアの世界遺産を見ていきましょう。

トゥウェイフルフォンテーン(ツウィツァウス)

登録:2007年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)、(ⅴ)

トゥウェイフルフォンテーン(ツウィツァウス)は、ナミビアのクネネ州に残る2000点以上の岩石線画群からなる遺跡で文化遺産です。

トゥウェイフルフォンテーンの線画群は西暦1000年までの2000年ほどの間に作り上げられたものです。そこに描かれているのはサイ、ゾウ、ダチョウ、キリンなどで、人や動物の足跡も刻まれています。

こうした線画は、この地方で狩猟採集生活を営んでいた人々が、宗教上の儀礼の一環として描いたものと考えられています。中には、有名なライオンマンのように人が動物に変身するさまを描いたものもあります。

ナミブ砂海

登録:2013年(自然遺産) 登録基準:(ⅶ)、(ⅷ)、(ⅸ)、(ⅹ)

ナミブ砂海は、ナミビア大西洋側に位置する砂漠で自然遺産です。

約8,000万年前に生まれ、以来現在まで存在し続けている世界で最も古い砂漠と考えられています。大西洋を北上する寒流・ベンゲラ海流の影響で生じた典型的な西岸砂漠で、ドラケンスバーグ山脈からオレンジ川を通して流れ出た砂が海岸で強風によって内陸に押し返されて形成され、最終的には砂岩を形成します。その過程で鉄分が付着し酸化するため、酸化鉄の色によって砂は白から赤く変色しています。

まとめ

ガボン、コンゴ共和国、アンゴラ、ナミビアの世界遺産を簡単にまとめてみました。数は少ないですがいい感じですね。

早く自由に旅できる日がきてほしいですね!

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