【世界遺産を巡る旅】エクアドル、コロンビア

エクアドル

こんにちはnemoです。

新シリーズ【世界遺産を巡る旅】始めました。この旅は世界遺産を勉強しながら各国を周る妄想旅です。

【世界遺産を巡る旅】エクアドル

129ヶ国目はエクアドル。2021年11月現在、世界遺産5件(文化遺産3件、自然遺産2件)です。

エクアドルと言えばガラパゴス。行ってみたいですね。他にも何があるのか見ていきましょう。

それではエクアドルの世界遺産を見ていきましょう。

キトの市街

登録:1978年(文化遺産) 登録基準:(ⅱ)、(ⅳ)

キト

キトの市街は、エクアドルの首都で文化遺産です。

最初の世界遺産12件のひとつである。キトの市街は保存状態の良好さが高く評価されている歴史地区であり、16世紀には南米大陸におけるキリスト教布教の拠点だったことから、かつては「アメリカ大陸の修道院」の異名をとりました。市街には当時を偲ばせる様々な建築様式の聖堂・修道院などが数多く残っています。

サンタ・アナ・デ・ロス・リオス・デ・クエンカの歴史地区

登録:1999年(文化遺産) 登録基準:(ⅱ)、(ⅳ)、(v)

クエンカ

サンタ・アナ・デ・ロス・リオス・デ・クエンカの歴史地区は、エクアドル中南部にある都市で文化遺産です。

1557年、スペインの探検家ヒル・ラミレス・ダバロスがクエンカを建設。都市の発展はゆっくりとしたもので、建設当初の街並みを保ち続けました。丸石で舗装した道路、塔のある教会、大理石や漆喰の建物が植民地時代の雰囲気をかもしだしています。

カパック・ニャン アンデスの道

登録:1999年(文化遺産) 登録基準:(ⅱ)、(ⅲ)、(ⅳ)、(ⅵ)

カパック・ニャン アンデスの道は、エクアドルを含む6か国にまたがるインカ帝国が整備した道路網で文化遺産です。

インカの最盛期には、現在のペルー、ボリビアを中心としてチリ、アルゼンチン、エクアドル、コロンビアまで敷設されていました。ケチュア語のカパック・ニャン とは「王の道」という意味です。

カパック・ニャンは、インカ帝国が支配した海岸砂漠地帯とアンデス高山地帯を東西南北につなぐ道路網でその距離は一説では6万キロにも達するといいます。インカ・トレイルという名がついていますが、インカ帝国が存在するよりも前から既にあり、大きく広げたのがインカだったという説が有力です。

ガラパゴス諸島

登録:1978年(自然遺産)、2001年拡張 登録基準:(ⅶ)、(ⅷ)、(ⅸ)、(ⅹ)

ガラパゴス

ガラパゴス諸島は、エクアドル領の諸島で自然遺産です。

世界遺産第一号の1つとしても有名です。ガラパゴス諸島の生物たちはは人間を見ても驚きませんでした。 この島には天敵となる大型哺乳類がい ないため、彼らはのびやかに生活してい たのです。

彼らはどこから、どのようにしてやっ てきたのか。同じ種でもなぜこれほど形が違うのか。この時の動物たちとの出会 いが、ダーウィンの名著『種の起源』を生むことになります。進化の過程を探る上で重要なこの島は、「進化の実験室(博物館)」とも呼ばれています。

サンガイ国立公園

登録:1983年(自然遺産) 登録基準:(ⅶ)、(ⅷ)、(ⅸ)、(ⅹ)

サンガイ国立公園は、エクアドルにある国立公園で自然遺産です。

5000m級の高山地帯から亜熱帯性雨林の密林地帯に及ぶ地域は、動物相・植物相の変化に富み、ハチドリ、イワドリ、コンドルなどの鳥類、ヤマバク、メガネグマなど動物類のほか、アマゾン川のピラニアなどが生息する豊かな生態系を育んでいます。

【世界遺産を巡る旅】コロンビア

130ヶ国目はコロンビア。2021年11月現在、世界遺産8件(文化遺産5件、自然遺産2件、複合遺産1件)です。

コロンビアと言えば、かつては治安面での不安もありましたが、最近はそんなこともなさそうですね。

それではコロンビアの世界遺産を見ていきましょう。

カルタヘナの港、要塞、歴史的建造物群

登録:1984年(文化遺産) 登録基準:(ⅳ)、(ⅵ)

カルタヘナ

カルタヘナの港、要塞、歴史的建造物群は、コロンビアの港町カルタヘナに残る建造物群を対象とする文化遺産です。

かつてスペイン人から「インディアスの真珠」と称えられたほど繁栄したカルタヘナには、スペイン植民都市時代の堅牢な要塞と美しい建造物群が多く残り、いまなお「コロンビアでもっとも美しい港街のひとつ」とも言われています。

サンタ・クルス・デ・モンポス歴史地区

登録:1995年(文化遺産) 登録基準:(ⅳ)、(ⅴ)

サンタ・クルス・デ・モンポス歴史地区は、コロンビアにあるコロニアル様式の町並みが残る都市で文化遺産です。

スペインの様式とアメリカ先住民の様式の混交したコロニアル様式の町並みが良好に保存されていることで知られています。

南アメリカ大陸のスペイン植民地の多くを解放したシモン・ボリバルは、「もし私の人生がカラカスのおかげならば、私の栄光はモンポスのおかげである」と語った。ボリバルは1812年にモンポスに到着し、屈強な男たちのほとんど全員にあたる400人ほどを雇いました。その男たちが、カラカスでボリバルを勝利に導いた軍勢の基盤になったのです。

ティエラデントロ国立考古公園

登録:1995年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)

ティエラデントロ国立考古公園は、コロンビアに残る考古遺跡で文化遺産です。

ティエラデントロは地下埋葬所や記念碑的な像が発見された考古遺跡で、ティエラデントロ文化が存在したのは西暦8世紀から14世紀頃のことでした。考古学的に最も重要なのはセゴビアの丘、小妖精たちの丘、サン・アンドレスの丘、 アボカドの丘です。この公園は考古学的な博物館であるとともに、民族学的な博物館であるともいえます。

サン・アグスティン考古公園

登録:1995年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)

サン・アグスティン考古公園は、コロンビアに残る遺跡群で文化遺産です。

サン・アグスティン遺跡群最古の遺物は、放射性炭素年代測定によると紀元前500年にさかのぼるものがあることが確認されているため、その時期から川沿いに集落を営んでいたと考えられます。5世紀ごろから8世紀ごろまで石彫を伴うマウンドや巨石を用いたドルメン状の小神殿を築くようになりました。これらは墳墓や祖先崇拝に関連する遺構であることが明らかにされています。

コロンビアのコーヒー産地の文化的景観

登録:2011年(文化遺産) 登録基準:(ⅴ)、(ⅵ)

コーヒー産地

コロンビアのコーヒー産地の文化的景観は、コロンビアにあるコーヒーの生産地で文化遺産です。

コロンビアにおけるコーヒー生産は20世紀にノルテ・デ・サンタンデール県サラサルで始まり、コロンビア最初の輸出品となりました。

気候、地理、地質的条件により、比較的短期間の生育期間での高品質なコーヒーの生産を可能にしています。この地域の農家は栽培、収穫、加工、焙煎の技術を発展させ、農業の大規模産業化による新技術の流れにも関わらず、その伝統的な技術による生産を維持しています。

カパック・ニャン アンデスの道

登録:1999年(文化遺産) 登録基準:(ⅱ)、(ⅲ)、(ⅳ)、(ⅵ)

カパック・ニャン アンデスの道は、コロンビアを含む6か国にまたがるインカ帝国が整備した道路網で文化遺産です。

インカの最盛期には、現在のペルー、ボリビアを中心としてチリ、アルゼンチン、エクアドル、コロンビアまで敷設されていました。ケチュア語のカパック・ニャン とは「王の道」という意味です。

カパック・ニャンは、インカ帝国が支配した海岸砂漠地帯とアンデス高山地帯を東西南北につなぐ道路網でその距離は一説では6万キロにも達するといいます。インカ・トレイルという名がついていますが、インカ帝国が存在するよりも前から既にあり、大きく広げたのがインカだったという説が有力です。

ロス・カティオス国立公園

登録:1994年(自然遺産) 登録基準:(ⅸ)、(ⅹ)

ロス・カティオス国立公園は、コロンビアにある国立公園で自然遺産です。

国境を挟んだパナマ側にはダリエン国立公園が広がり、一帯の自然環境をともに保存することに貢献しています。アトラト川流域に広がる熱帯雨林は、かつて間氷期の海面上昇時にも水没を免れたことで、多くの生物種にとって避難所の役割を果たしたとも言われており、北上してきた動物種や南下してきた動物種による独特の動物相が形成されています。

哺乳類は、世界最大の齧歯目であるカピバラのほか、オセロット、マントホエザルなどが棲息しています。鳥類は400種以上が確認されており、これはコロンビア国内で確認されている鳥類のおよそ4分の1に該当します。

マルペロ動植物保護区

登録:2006年(自然遺産) 登録基準:(ⅶ)、(ⅸ)

マルペロ動植物保護区は、コロンビアにある島で自然遺産です。

マルペロ島は太平洋の島々の中でも毎年最も頻繁に全世界から科学者たちが訪れる島のひとつです。

同時に世界的にも知られたダイビングスポットのため、世界中からダイバーたちもよく訪れます。島はコロンビア海軍の人員によって恒久的に保護されることになっており、監視員たちが違法で分別のない密漁、特にサメ漁に目を光らせています。サメをはじめとする周辺の海洋生態系の素晴らしさなどが評価されています。

チリビケテ国立公園

登録:2018年(複合遺産) 登録基準:(ⅲ)、(ⅸ)、(ⅹ)

チリビケテ国立公園は、コロンビアにある国立公園で自然遺産です。

コロンビア国内で最大の国立公園であり、世界最大の熱帯雨林国立公園です。

文化遺産としては、テブイの絶壁に描かれた岩絵が特徴的です。チリビケテ国立公園内には同じような岩絵が75000個以上あり、アメリカ大陸に人類が到達した約12000年前から描かれていたとされています。緩衝地域であるリンドサにも岩絵があり、そこは比較的入り易いです。岩絵には狩猟や戦い、踊り、儀式の様子などの信仰と結びついたシンボルや文様、そして謎の動物が描かれています。一説ではジャガーではないかと言われています。

まとめ

エクアドル、コロンビアの世界遺産を簡単にまとめてみました。いろいろあっていい感じですね。

早く自由に旅できる日がきてほしいですね!

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