【世界遺産を巡る旅】タジキスタン、キルギス、カザフスタン

カザフスタン

こんにちはnemoです。

新シリーズ【世界遺産を巡る旅】始めました。この旅は世界遺産を勉強しながら各国を周る妄想旅です。

【世界遺産を巡る旅】タジキスタン

20ヶ国目はタジキスタン。2021年5月現在、世界遺産2件(文化遺産1件、自然遺産1件)です。

タジキスタンではワハーン回廊に行ってみたいですね。時間もかかりそうだし、いろいろと大変そうだけど、あの景色は素晴らしいと思います。

それではタジキスタンの世界遺産を見ていきましょう。

サラズム-原始都市遺跡

登録:2010年(文化遺産) 登録基準:(ⅱ)、(ⅲ)

サラズム-原始都市遺跡は、タジキスタン北西部の古代都市で文化遺産です。

紀元前4000年から3000年末、中央アジアにおいて人間が定住生活を発展させたことを示す考古遺跡です。遺跡からは、この地域における都市形成の初期的発展を見ることができます。中央アジアとトルクメニスタンの大草原からイラン高原、インダス流域、遠くはインド洋に及ぶ人びとと商業や文化の交流、交易が行われていたこともうかがえます。

タジキスタン国立公園(パミールの山々)

登録:2013年(自然遺産) 登録基準:(ⅶ)、(ⅷ)

パミール高地

タジキスタン国立公園(パミールの山々)は、タジキスタンのゴルノ・バダフシャン自治州内にある国立公園で自然遺産です。

タジキスタン国内最大の自然保護区です。平均標高は5000~6000mに達するエリアながら、南西アジアから中央アジア、温帯から寒冷地帯、さらに多湿多雨地帯から砂漠までの多様な気候が存在し、季節による気温の変化が非常に大きくなっています。

独特な生態系を育んでおり、マルコポーロシープやユキヒョウ、シベリアンアイベックスなど絶滅を危惧される哺乳類や鳥類なども生育しています。

【世界遺産を巡る旅】キルギス

21ヶ国目はキルギス。2021年5月現在、世界遺産3件(文化遺産2件、自然遺産1件)です。

キルギスはやっぱり自然ですかね。のんびりと過ごすのが良さそうです。行く予定だったので、行ける日を楽しみにしています。

それではキルギスの世界遺産を見ていきましょう。

聖なる山スライマン=トー

登録:2009年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)、(ⅵ)

聖なる山スライマン=トーは、キルギスのオシにある山で文化遺産です。

山の名前は「スライマーンの山」の意味で、預言者のスライマーン(ソロモン)が逗留したとされる伝説に従って18世紀に名づけられたものです。

イスラーム伝播以前からの伝統的な信仰にとっても、ムスリムにとっても重要な巡礼地です。この山はいまなお地元のムスリムたちの崇拝の対象となっています。中央アジアにおいて崇拝の対象になってきた霊峰の優れた例証として評価されています。

シルクロード:長安-天山回廊の交易路網

登録:2014年(文化遺産) 登録基準:(ⅱ)、(ⅲ)、(ⅴ)、(ⅵ)

ブラナの塔

シルクロード:長安-天山回廊の交易路網は、中華人民共和国、カザフスタン、キルギスの関連遺跡など計33件で構成される文化遺産です。

中国特産の絹がローマ帝国にまで運ばれたことから、後にシルクロードと呼ばれることになった交易路は、16世紀まで幹線として利用され、学問、芸術、宗教などの伝播をも促しました。この長大な交易路の起点である長安から、天山山脈の南北を通り、中央アジアのキルギス、カザフスタンに至る区間世界遺産に登録されています。

キルギスでは碎葉城(アクベシム)、バラサグン(ブラナ)、ネヴァケト(クラスナヤ・レーチカ)が中心都市として構成遺産に含まれています。

西天山

登録:2016年(文化遺産) 登録基準:(ⅹ)

天山山脈

西天山は、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギスの3か国にある、天山山脈西部の複数の自然保護区で自然遺産です。

キルギスでは3つの自然保護区が登録されています。気候も亜熱帯からツンドラに跨っているため、3か国それぞれの地域で異なった固有種、絶滅危惧種を有している生物多様性豊かな場所となっています。

【世界遺産を巡る旅】カザフスタン

22ヶ国目はカザフスタン。2021年5月現在、世界遺産5件(文化遺産3件、自然遺産2件)です。

カザフスタンにも面白そうなところはたくさんありそうなので、行ける日を楽しみにしています。

それではカザフスタンの世界遺産を見ていきましょう。

ホージャ・アフマド・ヤサヴィー廟

登録:2003年(文化遺産) 登録基準:(ⅰ)、(ⅲ)、(ⅳ)

ホージャ・アフマド・ヤサヴィー廟は、カザフスタン南部にある、未完成に終わった廟建築で文化遺産です。

12世紀に活躍したスーフィー(聖者)であるホージャ・アフマド・ヤサヴィーと、歴代のヤサヴィー教団の指導者の墓が置かれています。中央アジアのイスラム教徒の聖地の一つであり、草原地帯ではヤサヴィー廟への参詣はメッカ巡礼に勝る善行と見なされていました。

モスクや図書館などを併設した複合建築で、聖廟は現存するティムール朝の建築物の中で最大級、かつ最も保存状態がよいとされています。美しいブルーのタイルで装飾された2つのドームからも当時の建築技術の高さを感じることができます。

タムガリの考古的景観にある岩絵群

登録:2004年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)

タムガリの考古的景観にある岩絵群は、カザフスタンのアルマトイ州にある峡谷で文化遺産です。

一帯には紀元前14世紀以降に描かれた5000点にのぼる岩絵(線刻画)群が残されており、周辺に残る住居跡や祭祀場跡と推測されている遺跡群とともに、中央アジアにおける傑出した文化的景観を形成しています。

岩絵はいずれも金属器や石器で岩の表面を傷つけて線刻描画したもの(ペトログリフ)で、洞窟壁画と異なり、露天の岩面に残されています。

シルクロード:長安-天山回廊の交易路網

登録:2014年(文化遺産) 登録基準:(ⅱ)、(ⅲ)、(ⅴ)、(ⅵ)

シルクロード:長安-天山回廊の交易路網は、中華人民共和国、カザフスタン、キルギスの関連遺跡など計33件で構成される文化遺産です。

中国特産の絹がローマ帝国にまで運ばれたことから、後にシルクロードと呼ばれることになった交易路は、16世紀まで幹線として利用され、学問、芸術、宗教などの伝播をも促しました。この長大な交易路の起点である長安から、天山山脈の南北を通り、中央アジアのキルギス、カザフスタンに至る区間世界遺産に登録されています。

カザフスタンではタルガル、アクトベ、クラン、オルネク、アクルタス、コストベが交易拠点、カヤリクが中心都市として構成遺産に含まれています。

サリャルカ – 北カザフスタンのステップと湖群

登録:2008年(自然遺産) 登録基準:(ⅸ)、(ⅹ)

サリャルカ – 北カザフスタンのステップと湖群は、カザフスタンのカザフ高地の一部で、「黄色い山脈」を意味する地方名で自然遺産です。

ナウルズム国立自然保護区とコルガルジュン国立自然保護区が含まれており、これらの保護区には、ヨーロッパ、アフリカ、南アジアなどからの渡り鳥たちにとって重要な停留地となる湿地帯が存在しています。この地域を索餌場として使っている鳥は1500万から1600万羽に及ぶと見積もられており、その中には絶滅危惧種も含まれています。

一帯は同時にカザフステップで広く見られるマーモットやオオカミなどの野生動物の住み処になっているほか、絶滅が危惧されているサイガなども棲息しています。

西天山

登録:2016年(文化遺産) 登録基準:(ⅹ)

天山山脈

西天山は、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギスの3か国にある、天山山脈西部の複数の自然保護区で自然遺産です。

カザフスタンでは3つの自然保護区が登録されています。気候も亜熱帯からツンドラに跨っているため、3か国それぞれの地域で異なった固有種、絶滅危惧種を有している生物多様性豊かな場所となっています。

まとめ

タジキスタン、キルギス、カザフスタンの世界遺産を簡単にまとめてみました。元々行こうと思っていた国々なので、行けるようになったら行きたいと思います。

早く自由に旅できる日がきてほしいですね!

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