【世界遺産を巡る旅】コートジボワール、ガーナ、トーゴ、ベナン

ガーナ

こんにちはnemoです。

新シリーズ【世界遺産を巡る旅】始めました。この旅は世界遺産を勉強しながら各国を周る妄想旅です。

【世界遺産を巡る旅】コートジボワール

87ヶ国目はコートジボワール。2021年8月現在、世界遺産5件(文化遺産2件、自然遺産3件)です。

コートジボワールといえばドログバ。サッカー強いですね。他はよくわかりません。

それではコートジボワールの世界遺産を見ていきましょう。

グラン・バッサムの歴史都市

登録:2012年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)、(ⅳ)

グラン・バッサムの歴史都市は、コートジボワールにあるフランス植民地時代に築かれた歴史的な町並みが残る地域で文化遺産です。

植民地時代の古都というだけでなく、独立運動においても重要な役割を果たしたグラン・バッサムの歴史都市。1885年のベルリン条約でフランスの領有が確定すると、フランスは格子状の街路に基づく都市計画を展開してきました。居住地区、行政地区、商業地区、ンズィマ人地区という4つの地区で構成されています。

コートジボワール北部に残るスーダン様式のモスク群

登録:2021年(文化遺産) 登録基準:(ⅱ)、(ⅳ)

コートジボワール北部に残るスーダン様式のモスク群は、コートジボワールにあるモスク群で文化遺産です。

テングレラ、コウト、ソロバンゴ、サマティギラ、メボンゲ、コング、カウアラにある8つで構成されています。17〜19世紀に作られたこれらは、西アフリカのサバンナ地域特有の日干しにした土と突き出た木の杭から出来ています。

ニンバ山厳正自然保護区

登録:1981年(自然遺産)、1982年拡張 登録基準:(ⅸ)、(ⅹ)

ニンバ山厳正自然保護区は、ギニアとコートジボワールにまたがる保護区で自然遺産です。

1981年にまずギニアに含まれる範囲がユネスコの世界遺産に登録され、翌年にコートジボワール領内も登録されました。リベリアからの難民の流入に加え、ニンバ山が鉄鉱石の鉱脈を持ち、リベリア側では採掘のための開発が行われてきたことなどから、1992年に危機遺産に登録されました。

熱帯雨林のエリアとサバンナのエリアを持ち、ダイカー、ジャコウネコ、ニシコモチヒキガエル、珍しい地衣類や真菌類など、500種以上の動物と2000種以上の植物が生息しています。

タイ国立公園

登録:1982年(自然遺産) 登録基準:(ⅶ)、(ⅹ)

タイ国立公園は、コートジボワール西部に広がる国立公園で自然遺産です。

西アフリカでも稀少になっている原生熱帯林を含んでいます。コビトカバ、チンパンジーなど、絶滅危惧種も少なからず含む多彩な動物相と植物相が評価されています。西アフリカに生息する動物のほぼ半数が確認できます。

コモエ国立公園

登録:1983年(自然遺産) 登録基準:(ⅸ)、(ⅹ)

コモエ国立公園は、コートジボワールにある西アフリカ最大の国立公園で自然遺産です。

川沿いに広がる湿地帯とサバンナに恵まれ、レイヨウ、イボイノシシ、スイギュウ、ゾウなどが生息している。こうした動物相と植物相の多様性が評価されました。

もともと象牙を目的とするゾウの狩猟が行われてきた地域であり、世界遺産登録後も密猟が絶えなませんでした。こうした密猟にくわえ、牛の過放牧、管理の欠如などを理由として、2003年に危機遺産に登録されました。2017年に状況の改善を理由に危機遺産リストから除去されました。

【世界遺産を巡る旅】ガーナ

88ヶ国目はガーナ。2021年8月現在、世界遺産2件(文化遺産2件)です。

ガーナといえばチョコレート。サッカーもそこそこ強いですね。

それではガーナの世界遺産を見ていきましょう。

ヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州の城塞群

登録:1979年(文化遺産) 登録基準:(ⅵ)

ヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州の城塞群は、ガーナにある近世の要塞群で文化遺産です。

沿岸部には、イギリスやオランダをはじめとする西洋諸国がかつて建造した、西洋式の要塞群が多く現存しています。世界遺産登録に当たっては、それら要塞群のうち、ヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州に残る15世紀末から18世紀初頭に建造された11件が対象となりました。

ガーナの沿岸部には、15世紀以降西洋人が貿易のための拠点を設置した。ベナン湾一帯は、かつてゴールドコースト(黄金海岸)と呼ばれたことからも明らかなように、もとは金の輸出で栄え、のちには奴隷貿易で栄えました。

アシャンティの伝統的建築物群

登録:1980年(文化遺産) 登録基準:(ⅴ)

アシャンティの伝統的建築物群は、ガーナのアシャンティ州内にある文化遺産です。

17世紀から19世紀にかけてこの地方を支配したアシャンティ王国の中心地であり、アシャンティ人の伝統文化を伝える貴重な建造物群が現存しています。そのうちの10件の神殿を含む13の建造物群が登録されました。

現存するのは神殿建築がほとんどであり、その基本構造は中庭を取り囲むように建てられています。建材には泥やヤシの葉が用いられており、これらの建材や建築法は、通風性にも優れた構造になっています。また、アシャンティの伝統建築には、人や動物を象った美しい木彫りや泥のレリーフがあることも特徴的です。

【世界遺産を巡る旅】トーゴ

89ヶ国目はトーゴ。2021年8月現在、世界遺産1件(文化遺産1件)です。

トーゴってどこ?って思う方も多い気がします。聞いたことあるけど??って感じです。

それではトーゴの世界遺産を見ていきましょう。

バタマリバ人の土地クタマク

登録:2004年(文化遺産) 登録基準:(ⅴ)、(ⅵ)

バタマリバ人の土地クタマクは、トーゴにあるバタマリバ人の居住地で文化遺産です。

タキヤンタと呼ばれる独特の泥の住居群などが織りなす文化的景観が評価されました。タキヤンタはクタマクの特徴的な住居で、これは泥で出来た複数階建ての塔になっているもので、これが整然と並んで立つことで縞模様を形成しています。

バタマリバ人がいつからこの地のタキヤンタを築いたのかは明らかになっていません。彼ら自身の口承によれば、元々はより北の地域でモシ人などと共存していたが、
数百年前にこの地に移り、住むようになったのだといわれています。

【世界遺産を巡る旅】ベナン

90ヶ国目はベナン。2021年8月現在、世界遺産2件(文化遺産1件、自然遺産1件)です。

ベナンもどこにあるのかいまいちわからない国。ゾマホンとか有名でしたね。

それではベナンの世界遺産を見ていきましょう。

アボメイの王宮群

登録:1981年(文化遺産)、1982年拡張 登録基準:(ⅲ)、(ⅳ)

アボメイの王宮群は、ベナンのアボメイにある歴史的遺構で文化遺産です。

ダホメ王国時代には首都であったアボメイに、歴代12人の王たちが築き上げた12の王宮は、奴隷貿易などを一手に握り、中央集権的な権勢を誇った王たちの治世を偲ばせる歴史的遺構です。この王宮群は、フォン人たちによって築かれた土製の建築物群です。

竜巻によって大きな損害を蒙ったことから、同時に危機遺産にも登録されました(1985~2007)。

W・アルリ・パンジャリ自然公園群

登録:1996年(自然遺産)、2017年拡張 登録基準:(ⅸ)、(ⅹ)

W・アルリ・パンジャリ自然公園群は、ニジェール、ブルキナファソ、ベナンにまたがる自然遺産です。

W国立公園のニジェール部分の2,200km2のみが1996年に世界遺産に先行登録。2017年に登録範囲が2か国にも拡大され、W国立公園に隣接する、ブルキナファソの「アルリ国立公園」・ベナンの「ペンジャリ国立公園」も登録されました。

西アフリカの生態系と生物多様性に関し、顕著な普遍的価値を有するものとして評価されています。

まとめ

西アフリカ諸国の世界遺産を簡単にまとめてみました。魅力的なものもありますが写真がない。実際に行くしかないな。

早く自由に旅できる日がきてほしいですね!

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