【世界遺産を巡る旅】モーリタニア、セネガル、カーポべルデ、ギニア

カーポべルデ

こんにちはnemoです。

新シリーズ【世界遺産を巡る旅】始めました。この旅は世界遺産を勉強しながら各国を周る妄想旅です。

【世界遺産を巡る旅】モーリタニア

83ヶ国目はモーリタニア。2021年8月現在、世界遺産2件(文化遺産1件、自然遺産1件)です。

モーリタニアってどこ?って思う方も多い気がします。自分も聞いたことあるけどよくわからない程度でした。学びます。

それではモーリタニアの世界遺産を見ていきましょう。

ウアダン、シンゲッティ、ティシット、ウアラタの古いクスール

登録:1996年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)、(ⅳ)、(ⅴ)

クスール

ウアダン、シンゲッティ、ティシット、ウアラタの古いクスールは、モーリタニアにある集落で文化遺産です。

クスール(単数形はクサール)は、中世にキャラバンが立ち寄った交易地に形成された独特の集落です。これらの町はサハラ交易の拠点として栄えた歴史を持ち、またシンゲッティはモーリタニアをはじめとする西アフリカのイスラーム文化の中心地としても栄えた町で、地元ではイスラームの第七の聖地として巡礼の対象にもなっていました。町が持つこうした歴史的な重要性ももちろん評価されています。

バン・ダルガン国立公園

登録:1985年(自然遺産) 登録基準:(ⅸ)、(ⅹ)

バン・ダルガン国立公園は、モーリタニア西岸の国立公園で自然遺産です。

沖合いには暖流と寒流がぶつかる潮目があるため、魚が多く集まり、それを目当てとする鳥類や海棲哺乳類も多く集まります。とりわけ、公園内のティドラ島、ニルミ島、ナイル島、キジ島、アルガン島などを含む砂州は、渡り鳥の楽園と化しています。

沿岸部にはまばらにヒルギダマシの小群生地が見られ、西アフリカでのマングローブが生育する北限となっています。砂漠が迫っている環境であり、湿地帯の消失すら懸念される事態になっています。

【世界遺産を巡る旅】セネガル

84ヶ国目はセネガル。2021年8月現在、世界遺産7件(文化遺産5件、自然遺産2件)です。

セネガルといえばサッカーで一時話題になった国。ダカールラリーでも有名ですかね。。

それではセネガルの世界遺産を見ていきましょう。

ゴレ島

登録:1978年(文化遺産) 登録基準:(ⅵ)

ゴレ島は、セネガルの首都ダカール沖合いの島で文化遺産です。

セネガルでは最古のイスラム教のモスクも残っています。1815年に統治国だったフランスが廃止するまで、奴隷貿易の拠点として栄えました。かつての奴隷収容所が島内に残っています。奴隷貿易の拠点として栄えた史跡を背景として、負の世界遺産にも数えられている。

サン=ルイ島

登録:2000年(文化遺産)、2007年拡張 登録基準:(ⅱ)、(ⅳ)

サン=ルイ島は、セネガルのセネガル川河口に浮かぶ島で文化遺産です。

かつてのフランス領西アフリカ時代に首都だった都市サン-ルイがあり、島の西側にあるムスタファ・マリク・ゲー橋でセネガル本土と結ばれています。フランスが、1659年、植民都市サン=ルイ=デュ=フォールを建設したのがこの町の歴史の始まりです。

以後、サハラ交易の拠点となり、特に奴隷貿易が盛んになってからは、その重要性が著しく増大したため、古い町並みには、植民地時代に計画的に整備された都市の建造物群が多数残され、植民地時代の西アフリカの様子を今に伝える貴重な歴史資産になっています。

セネガンビアの環状列石

登録:2006年(文化遺産) 登録基準:(ⅰ)、(ⅲ)

セネガンビアの環状列石は、セネガル、ガンビア両国に跨るセネガンビア地域で見られる環状列石群で文化遺産です。

8世紀~12世紀にかけて造られたもので、高さ1mから2.5mもある巨石を、10個から24個ほど使って環状に並べています。

環状列石には、伝統的に上に小さな岩が置かれているが、その意味は未詳です。環状列石が立てられた理由自体も解明されていませんが、2006年にナショナル・ジオグラフィックが報告した発掘調査によれば、葬儀に関するものであった可能性が示唆されています。

サルーム・デルタ

登録:2011年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)、(ⅳ)、(ⅴ)

サルーム・デルタは、セネガルにある三角州で文化遺産です。

西アフリカ屈指の野鳥の繁殖地になっており、敷地の一部がサルーム・デルタ国立公園やラムサール条約登録地を含む生物圏保護区となっています。それと同時に、数千年にわたって漁撈採集を営んできた人々が作り上げた巨大な貝塚群が独特の文化的景観を形成している地域でもあります。

バサリ地方 :バサリ、フラ、ベディクの文化的景観

登録:2012年(自然遺産) 登録基準:(ⅲ)、(ⅴ)、(ⅵ)

マバサリ地方 :バサリ、フラ、ベディクの文化的景観は、セネガルの内陸部ケドゥグ県内の地名で文化遺産です。

国土の中ではほぼ南東端に当たり、ギニアやマリの国境にも近いこの地方は、バサリ人、フラ人(プル人)、ベディク人らが伝統的な生活を守って暮らしており、自然環境と密接に結びついて形成された生産活動や祭礼に基づく文化的景観群を作りだしていて、自然と共に生きる人々の思想をよく表現しています。

ニョコロ=コバ国立公園

登録:1981年(自然遺産) 登録基準:(ⅹ)

ニョコロ=コバ国立公園は、セネガル南東部の国立公園で自然遺産です。

西アフリカの国立公園としては最大の面積を誇り、スーダンサバンナからギニア森林までの幅広い動物層、植物層を保護しています。ガンビア川上流のダム建設計画によって国立公園の環境悪化が懸念されることから、2007年に危機遺産に登録されました。

ジュッジ鳥類国立公園

登録:1981年(自然遺産) 登録基準:(ⅶ)、(ⅹ)

ペリカン

ジュッジ鳥類国立公園は、セネガルの国立公園で自然遺産です。

セネガル川河口のデルタ地帯に設けられたこの公園の緑地帯には、フラミンゴ、ペリカン、ガンビアガン、サギなど350種を超える渡り鳥300万羽が越冬のために飛来します。

ジュッジ鳥類国立公園は、ダムの建設や水草の繁殖によって二度にわたって危機遺産に登録されていました(1984年から1988年までと、2000年から2006年)。

【世界遺産を巡る旅】カーポべルデ

85ヶ国目はカーポべルデ。2021年8月現在、世界遺産1件(文化遺産1件)です。

カーポべルデってどこ?って思う方も多い気がします。自分は大航海時代で知ってました。行ってみたいなーと思う国の一つ。

それではカーポべルデの世界遺産を見ていきましょう。

リベイラ・グランデの歴史地区シダーデ・ヴェーリャ

登録:2009年(文化遺産) 登録基準:(ⅱ)、(ⅲ)、(ⅵ)

リベイラ・グランデの歴史地区シダーデ・ヴェーリャは、カーボベルデのサンティアゴ島にある都市で文化遺産です。

シダーデ・ヴェーリャは熱帯地域に初めて建設されたヨーロッパ入植地の姿を伝えるだけでなく、奴隷貿易の重要な拠点として複数の大陸の歴史にとって重要な役割も果たしたことが評価されました。

この拠点はギニアビサウやシエラレオネからブラジルやカリブ海地域へ奴隷を輸出する重要な貿易港となりました。 この結果、シダーデ・ヴェーリャはポルトガル入植地のなかで2番目に豊かな都市になりました。

【世界遺産を巡る旅】ギニア

86ヶ国目はギニア。2021年8月現在、世界遺産1件(自然遺産1件)です。

ギニアもどこにあるのかいまいちわからない国。赤道ギニアもあるんで紛らわしいですね。

それではギニアの世界遺産を見ていきましょう。

ニンバ山厳正自然保護区

登録:1981年(自然遺産)、1982年拡張 登録基準:(ⅸ)、(ⅹ)

ニンバ山厳正自然保護区は、ギニアとコートジボワールにまたがる保護区で自然遺産です。

1981年にまずギニアに含まれる範囲がユネスコの世界遺産に登録され、翌年にコートジボワール領内も登録されました。リベリアからの難民の流入に加え、ニンバ山が鉄鉱石の鉱脈を持ち、リベリア側では採掘のための開発が行われてきたことなどから、1992年に危機遺産に登録されました。

熱帯雨林のエリアとサバンナのエリアを持ち、ダイカー、ジャコウネコ、ニシコモチヒキガエル、珍しい地衣類や真菌類など、500種以上の動物と2000種以上の植物が生息しています。

まとめ

西アフリカ諸国の世界遺産を簡単にまとめてみました。魅力的なものもありますが写真がない。実際に行くしかないな。

早く自由に旅できる日がきてほしいですね!

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