【世界遺産を巡る旅】ボツワナ、ジンバブエ

ジンバブエ

こんにちはnemoです。

新シリーズ【世界遺産を巡る旅】始めました。この旅は世界遺産を勉強しながら各国を周る妄想旅です。

【世界遺産を巡る旅】ボツワナ

118ヶ国目はボツワナ。2021年8月現在、世界遺産2件(文化遺産1件、自然遺産1件)です。

ボツワナと聞いてもピンとこないかもしれませんが、多くの人がきっと同じでしょう。

それではボツワナの世界遺産を見ていきましょう。

ツォディロ

登録:2001年(文化遺産) 登録基準:(ⅰ)、(ⅲ)、(ⅵ)

ツォディロは、ボツワナの北西部にある地域で文化遺産です。

カラハリ砂漠の10キロ四方に広がる鮮やかな4500以上の岩絵群は、「砂漠のルーブル」の異名をとります。主に岩絵を描いたのはサン人で、彼らの世界観や美術様式を理解する上で、重要な拠点となっています。

オカバンゴ・デルタ

登録:2014年(自然遺産) 登録基準:(ⅶ)、(ⅸ)、(ⅹ)

オカバンゴ・デルタ

オカバンゴ・デルタは、ボツワナの北部、カラハリ砂漠の中にある内陸であるデルタで自然遺産です。

面積は25000平方キロメートルに及び、世界最大の内陸デルタで、湿地帯としても世界最大級です。乾燥したカラハリ砂漠の中で、オカバンゴデルタは非常に広大なオアシスとなっており、様々な野生生物が生息しています。アフリカゾウやサイ、カバやライオン、リーチュエ、ナイルワニといった大型の動物もこの地区にはまだ多数生き残っています。鳥類も500種を超え、水生植物も繁茂して多彩な生態系を形成しています。

【世界遺産を巡る旅】ジンバブエ

119ヶ国目はジンバブエ。2021年8月現在、世界遺産5件(文化遺産3件、自然遺産2件)です。

ジンバブエはいろいろと見所ありそうですね。行ってみたい国。

それではジンバブエの世界遺産を見ていきましょう。

国史跡グレート・ジンバブエ遺跡

登録:1986年(文化遺産) 登録基準:(ⅰ)、(ⅲ)、(ⅵ)

国史跡グレート・ジンバブエ遺跡は、ジンバブエにある大規模な石造建築遺跡の名称で文化遺産です。

遺跡の中心部にある石造建築物群は、50世帯近くに及ぶジンバブエの王ないし首長の一族のために築かれたもので、直方体の花崗岩のブロックを積み上げた円ないし楕円形の建物の組み合わせであり、個々にエンクロージャー(囲壁)と呼ばれています。

石造建築エンクロージャー群は大きく3つに分けられ、北側に通称「アクロポリス」または「丘上廃墟」と呼ばれる建造物群、その南方に広がる「谷の遺跡」、そして最も有名な「大囲壁」(グレートエンクロージャー)に分けられます。

国史跡カミ遺跡群

登録:1986年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)、(ⅳ)

国史跡カミ遺跡群は、ジンバブエにある石造遺跡群で文化遺産です。

15世紀中葉にトルワ王国の首都となり、15世紀中葉から17世紀頃まで機能していました。建造物は、花崗岩を直方体に切り出して交互に積み重ねています。建物の壁の上部には、チェッカー板のように空間を開けたり、色の異なる石材を用いて装飾にしています。

遺跡が街として繁栄した時期は、放射性炭素年代測定と出土品から推察されました。中国産の青磁や白磁、ポルトガル、ドイツ、北アフリカ産の陶磁器、17世紀にポルトガルで焼かれた中国産陶磁器の模倣品、スペイン産の皿が確認されています。石造建築、金製品や銀製品は、グレート・ジンバブエのものよりも加工技術が発展している様子がうかがわれました。

マトボの丘

登録:2003年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)、(ⅴ)、(ⅵ)

マトボの丘

マトボの丘は、ジンバブエにある花崗岩質の小丘群と木々に覆われた渓谷からなる地域で文化遺産です。

これらの丘は、地表に押し出されてきた花崗岩によって20億年以上前に形成されたものです。この丘には、およそ二千年前にサン人が定住していました。彼らはこの地に数百点に及ぶ岩絵群を残しました。また洞窟や渓谷の裂け目からは、粘土製の炉をはじめとする加工品が見つかっています。

マナプールズ国立公園、サピサファリ地域、チュウォールサファリ地域

登録:1984年(自然遺産) 登録基準:(ⅶ)、(ⅸ)、(ⅹ)

マナプールズ国立公園、サピサファリ地域、チュウォールサファリ地域は、ジンバブエにある野生生物保護地域で自然遺産です。

マナプールズ国立公園は、ザンベジ川下流の氾濫原にあたり、雨季になるたびに一面が湖のようになります。この湖が乾き、後退するに従って、水を求めて大型動物が集まるようになりました。ジンバブエではカバ、ワニのほか、ゾウやバッファローなどの乾季の大型哺乳類が集まる地域としては最大級のものとなっています。

モシ・オ・トゥニャ /ヴィクトリアの滝

登録:1989年(自然遺産) 登録基準:(ⅶ)、(ⅷ)

ヴィクトリアの滝

モシ・オ・トゥニャ /ヴィクトリアの滝は、ジンバブエ共和国とザンビア共和国の国境に位置する滝で自然遺産です。

現在、ジンバブエにおいては「ヴィクトリアフォールズ」、ザンビアにおいてはモーシ・オワ・トゥーニャ「雷鳴のする水煙」が公式名称です。

落差と幅の両面から見た滝の規模としては、イグアスの滝と並んで世界最大です。この2つの滝に匹敵する規模の滝は他には無く、たとえばナイアガラの滝もこの2つと較べるとかなり小さいです。また、増水期の水量においてもイグアスと並んで世界最大級です。

まとめ

ボツワナ、ジンバブエの世界遺産を簡単にまとめてみました。数は少ないですがいい感じですね。

早く自由に旅できる日がきてほしいですね!

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