【世界遺産を巡る旅】モーリシャス、マダガスカル、モザンビーク、マラウイ

マダガスカル

こんにちはnemoです。

新シリーズ【世界遺産を巡る旅】始めました。この旅は世界遺産を勉強しながら各国を周る妄想旅です。

【世界遺産を巡る旅】モーリシャス

106ヶ国目はモーリシャス。2021年8月現在、世界遺産2件(文化遺産2件)です。

モーリシャスと聞いてもピンとこないかもしれませんが南の島のイメージ。さてどうなんでしょう。

それではモーリシャスの世界遺産を見ていきましょう。

アープラヴァシ・ガート

登録:2006年(文化遺産) 登録基準:(ⅵ)

アープラヴァシ・ガートは、モーリシャスの首都ポートルイスにある移民受け入れに使われてきた建造物群の総称で文化遺産です。

アープラヴァシ・ガートは、1834年から1910年まで主にインドからわたってきた労働者の迎え入れに使われた場所で、現存する施設は1849年に作られたものです。現在のモーリシャスでは、このインド系労働者の末裔が全人口の68%を占めています。

1849年に作られた建造物群のうち、現存するのは15%で、波止場、入り口の門、病院、馬小屋、厨房、トイレ、体の洗い場などが、部分的に残っています。

ル・モーンの文化的景観

登録:2008年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)、(ⅵ)

ル・モーンの文化的景観は、モーリシャスの南西端に位置する半島で文化遺産です。

ル・モーン山は、19世紀に逃亡した奴隷の隠れ場所として使われたことでも知られるようになりました。モーリシャスで奴隷制が廃止されたときには、警官隊がル・モーンに赴き、君たちは自由になったのだと呼びかけましたが、警官隊の来訪理由を誤解した奴隷たちは、飛び降りて亡くなりました。

また、世界でも特に稀少な絶滅危惧種の一つであるマンドリネットの3つしか残っていない生育地のひとつにもなっています。他の稀少な植物としては、やはりアオイ科の植物であるトロケティア・ボウトニアナが山腹にのみ自生しています。

【世界遺産を巡る旅】マダガスカル

107ヶ国目はマダガスカル。2021年8月現在、世界遺産3件(文化遺産1件、自然遺産2件)です。

マダガスカルは比較的有名ですよね。バオバブとか。

それではマダガスカルの世界遺産を見ていきましょう。

アンブヒマンガの丘の王領地

登録:2000年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)、(ⅳ)、(ⅵ)

アンブヒマンガの丘の王領地は、マダガスカルを最初に統一したメリナ王国の王宮跡で文化遺産です。

アンブヒマンガは、マダガスカル語で「青い丘」、「美しい丘」の意味。丘の上のロヴァには王宮跡とそれを取り囲む要塞跡や広場が残り、建造物の一部は博物館として公開されています。王宮跡よりもう一段高い所が丘の頂上であり、頂上周辺は樹木園になっています。

要塞内部の王宮は、メリナ王国がマダガスカルを統一したときのアンドリアナンポイニメリナ王が暮らしていた木造建物です。推定建築年代は1788年ごろ。

ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区

登録:1990年(自然遺産) 登録基準:(ⅶ)、(ⅹ)

ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区は、マダガスカルの西部にある自然保護、景観保護を目的とした保護区で自然遺産です。

ツィンギィとは、マダガスカル語で「先端」「山頂」「先の尖った」という意味。剃刀のような尖った岩が多数並ぶ、特異な景観が広がっています。この岩山は、石灰岩のカルスト台地が数万年かけて侵食され、形成したものと考えられています。

ツィンギの周囲のサバンナには独特の動物も数多く生息しており、90種類を越える鳥類を始め、爬虫類や、キツネザルなども多数の存在が確認されています。

アツィナナナの雨林

登録:2007年(自然遺産) 登録基準:(ⅸ)、(ⅹ)

アツィナナナの雨林は、マダガスカル島東部の6つの国立公園にまたがる森林で自然遺産です。

この古い森林は、6000万年以上前に他の大陸と別れたこの島の地理上の歴史を物語ってくれるものといえます。2007年には、キツネザルなどの絶滅危惧種の生息や生物多様性が評価されました。

違法な伐採や密猟を理由として、2010年に危機遺産に登録されています。

【世界遺産を巡る旅】モザンビーク

108ヶ国目はモザンビーク。2021年8月現在、世界遺産1件(文化遺産1件)です。

モザンビークもちょっとどこにあるのかわからないって人も多そうですね。

それではモザンビークの世界遺産を見ていきましょう。

モザンビーク島

登録:1991年(文化遺産) 登録基準:(ⅳ)、(ⅵ)

モザンビーク島は、モザンビーク北部のモザンビーク海峡とモスリル湾の間に位置する島で文化遺産です。

かつてポルトガルの植民地だったときにはモザンビークの中心的な都市として機能していました。1498年にヴァスコ・ダ・ガマが到達するよりもずっと前から、ここはアラブ人の港であり、造船所でもありました。

1507年にはポルトガルが港と海軍拠点を建造し、1522年にはノサ・セニョラ・デ・バルアルテ礼拝堂が建てられました。この礼拝堂は、南半球における現存最古のヨーロッパ建築と見なされています。

【世界遺産を巡る旅】マラウイ

109ヶ国目はマラウイ。2021年8月現在、世界遺産2件(文化遺産1件、自然遺産1件)です。

マラウイもあまり知られていなさそうですがどうでしょう?実際に何があるのかわかりません。

それではマラウイの世界遺産を見ていきましょう。

チョンゴニの岩絵地域

登録:2006年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)、(ⅵ)

チョンゴニの岩絵地域は、マラウイにある洞窟壁画や居住の痕跡をうかがわせる遺跡で文化遺産です。

初期の狩人が描かれた絵画と、それ以降の農業的な主題の岩絵に分かれています。前者を描いたのは石器時代のトゥワで、後者を描いたのはチェワ族です。チェワ人はこの地域の洞窟に住み、20世紀に至るまで、この地で岩絵群を蓄積してきました。チョンゴニ森林保護区の区域内を中心に127の遺跡が確認されています。

マラウイ湖国立公園

登録:1984年(自然遺産) 登録基準:(ⅶ)、(ⅸ)、(ⅹ)

マラウイ湖国立公園は、マラウイ湖を対象とする国立公園で自然遺産です。

「湖のガラパゴス諸島」の異名をとる固有種の多さと進化の多彩さで知られ、とくにシクリッドの数の多さは世界的にも類を見ないです。

淡水湖として世界遺産に登録されたのは、このマラウイ国立公園が初めてでした。国立公園では、沿岸からの投網や底引き網の使用などは禁止されていますが、小舟を繰り出しての漁は禁止されていません。

まとめ

モーリシャス、マダガスカル、モザンビーク、マラウイの世界遺産を簡単にまとめてみました。いろいろあっていい感じですね。

早く自由に旅できる日がきてほしいですね!

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