【世界遺産を巡る旅】ラオスと「ユネスコ」について学ぶ

ラオス

こんにちはnemoです。

新シリーズ【世界遺産を巡る旅】始めました。この旅は世界遺産を勉強しながら各国を周る妄想旅です。

【世界遺産を巡る旅】ラオス

5ヶ国目はラオス人民民主共和国。2021年5月現在、世界遺産3件(文化遺産3件)です。

日本からラオスへは、直行便がないためタイやベトナム、中国などを経由します。陸路での入国も可能です。世界遺産はそれぞれ離れた場所にあり、交通事情とかを考えると、移動には時間がかかりそうです。でもラオスはのんびりと過ごすにはいいところ。

それではラオスの世界遺産を見ていきましょう。

ルアン・パバンの町

登録:1995年(文化遺産) 登録基準:(ⅱ)、(ⅳ)、(ⅴ)

ルアン・パバン

ルアン・パバンの町は、ラオスの都市で文化遺産です。

1353年からはラオス初の統一国家であるラーンサーン王国の都として発展しました。町には、寺院や民家の伝統的建造物と、19~20世紀の植民地時代に建てられた王宮や都市建造物とが融合しており、歴史的に価値があり美しい建造物が多いです。

代表的な建造物はワット・シェントーンで、ルアン・パバン様式と呼ばれる何層にも重なった屋根が特徴です。

チャンパサック県の文化的景観にあるワット・プーと関連古代遺産群

登録:2001年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)、(ⅳ)、(ⅵ)

チャンパサック県の文化的景観にあるワット・プーと関連古代遺産群は、ラオス・チャンパーサック県・チャンパーサック郡にあるカオ山の麓にあるワット・プーとその周辺を取り巻く遺跡群の総称で文化遺産です。

5世紀から15世紀の1000年以上にわたる文化的景観を保持しており、ヒンズー教における自然と人間の関係を象徴しています。

中心であるワット・プーはクメール人により建てられたました。当初は宮殿あるいは城として建築されたようですが、ラーンサーン王国時代にラーオ族の勢力がここを占拠するに至って、この城が神聖視されたことで、新たにワット(寺)として位置づけられたようです。現在残っている建物は11世紀から13世紀の間に建てられたものです。

シエンクワーン県ジャール平原の巨大石壺遺跡群

登録:2019年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)

シエンクワーン県ジャール平原の巨大石壺遺跡群は、ラオス中部のシエンクワーン県にある文化遺産です。

ジャール平原には2,100個以上の円筒状の巨大石壺が確認されており、主に紀元前500年ごろから西暦500年までの鉄器時代の埋葬などに使用されたとみられています。

ユネスコについて学ぶ

ユネスコ(United Nations Educational,Scientific and Cultural Organization・国際連合教育科学文化機関)はパリに本部を置く国連の専門機関です。

教育や科学、文化などの活動を通して国家や民族、人種、性別や宗教などの違いを超えた平和な世界の実現と福祉の促進を目指しています。

第二次世界大戦後の1945年11月に「国際連合教育科学文化機関憲章(ユネスコ憲章)」が採択され、翌年11月に発効されました。

ユネスコ憲章の前文には「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」とあり、世界の平和と安全に貢献する機関であることを示しています。

世界遺産条約もそうした「平和のとりで」のひとつです。

まとめ

ラオスの世界遺産を簡単にまとめてみました。ラオスは過去に行った事ありますが、また行きたいですね。のんびりと世界遺産巡りできたら最高です。

早く自由に旅できる日がきてほしいですね!

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