【世界遺産を巡る旅】ウズベキスタン、トルクメニスタン

ウズベキスタン

こんにちはnemoです。

新シリーズ【世界遺産を巡る旅】始めました。この旅は世界遺産を勉強しながら各国を周る妄想旅です。

【世界遺産を巡る旅】ウズベキスタン

23ヶ国目はウズベキスタン。2021年5月現在、世界遺産5件(文化遺産4件、自然遺産1件)です。

ウズベキスタンもいろいろ見どころがあり、行ってみたい国の一つ。青の世界を堪能したいですね。

それではウズベキスタンの世界遺産を見ていきましょう。

イチャン・カラ

登録:1990年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)、(ⅳ)、(ⅴ)

ヒヴァ

イチャン・カラは、ウズベキスタン北西部ヒヴァの旧市街地で文化遺産です。

ヒヴァのイチャン・カラは城壁に囲われた市街地で、外壁と内壁の二重の城壁で守られ、東西交易の中継地として繁栄を極めました。

ハーン(王)が住んだ内城には、モスクとメドレセ(神学校)が各20、ミナレットが6基もあります。透かし彫り彫刻が施された煉瓦の壁と四面に設けられた4つの門が、イチャン・カラの景観を特徴付けています。

ブハラ歴史地区

登録:1993年(文化遺産) 登録基準:(ⅱ)、(ⅳ)、(ⅵ)

ブハラ

ブハラ歴史地区は、ウズベキスタンの古代より栄えたオアシス都市で文化遺産です。

古代からサマルカンドと並ぶいわゆるソグディアナの中心都市であり、イスラーム時代以降、特にサーマーン朝の首都となってからもイラン・中央アジアにおける最も重要な都市のひとつでした。

イスマーイール・サーマーニ廟は、日干しレンガを組み上げ、9m四方の建物の上にドームを乗せた、イスラム以前の文化の伝統も見られる中央アジア最古のイスラム建築です。

シャフリサブス歴史地区

登録:2000年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)、(ⅳ)

シャフリサブス歴史地区は、ウズベキスタンの都市で文化遺産です。

14世紀にトルキスタンを席巻したティムールが誕生した場所として知られています。16世紀にブハラの首長アブドゥッラー2世によって大部分が破壊されたものの、現在残されているアク・サライ宮やコック・グムバド・モスク、ティムールの石棺や息子の廟などの建築物が、歴史上重要な時代を例証するものとして評価されました。

観光方面での過度の開発などが問題視され、危機遺産リストに加えられました。

シルクロード:サマルカンド‐文化交差路

登録:2001年(文化遺産) 登録基準:(ⅰ)、(ⅱ)、(ⅳ)

サマルカンド

サマルカンド‐文化交差路は、ウズベキスタンの古都で文化遺産です。

13世紀にモンゴル軍の侵攻によって廃墟化したこの地を甦えらせたのが、一代で大帝国を築き上げた英雄ティムールでした。各地の遠征先から優れた技術者や芸術家たちを連れ帰りました。建物を飾る「サマルカンド・ブルー」と呼ばれる鮮やかな青色タイルは、中国の陶磁器とペルシアの顔料が出合って誕生したものです。「青の都」と呼ばれ、シルクロード主要路の交差点として東西の交易商人が行き交い発展しました。

西天山

登録:2016年(文化遺産) 登録基準:(ⅹ)

西天山は、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギスの3か国にある、天山山脈西部の複数の自然保護区で自然遺産です。

キルギスでは3つの自然保護区が登録されています。気候も亜熱帯からツンドラに跨っているため、3か国それぞれの地域で異なった固有種、絶滅危惧種を有している生物多様性豊かな場所となっています。

【世界遺産を巡る旅】トルクメニスタン

24ヶ国目はトルクメニスタン。2021年5月現在、世界遺産3件(文化遺産3件)です。

謎の多い国トルクメニスタン。中央アジアの北朝鮮とも呼ばれており、あまり自由に観光はできませんが、実際どうなんでしょうね。

それではトルクメニスタンの世界遺産を見ていきましょう。

国立歴史文化公園“古代メルフ”

登録:2003年(文化遺産) 登録基準:(ⅰ)、(ⅲ)、(ⅳ)

メルフ

国立歴史文化公園“古代メルフ”は、トルクメニスタンのカラクム砂漠の中にある、中央アジア最大の遺跡で文化遺産です。

かつてはシルクロードのオアシス都市として栄えました。古代の女神や動物の土偶、中世の骨壷や彩画陶器などの美術的遺物、セルジューク帝国のスルタン・サンジャルの霊廟、パルティア時代のストゥーパ跡などが残っています。

クフナ・ウルゲンチ

登録:2005年(文化遺産) 登録基準:(ⅱ)、(ⅲ)

クフナ・ウルゲンチ

クフナ・ウルゲンチは、トルクメニスタン北東部の都市で文化遺産です。

クフナ・ウルゲンチは、旧ウルゲンチとも呼ばれています。アムダリヤ川沿岸にあり、シルクロードにおける最大の都市でした。1221年、チンギス・ハンが中央アジアへの進出によって大打撃を受けるものの復興。しかし1370年代には、アムダリヤ川の流れが北に変わったことにより、自然による都市の破壊が始まり、放棄されることになりました。

ニサのパルティア時代の城塞群

登録:2014年(文化遺産) 登録基準:(ⅱ)、(ⅲ)、(ⅴ)、(ⅵ)

ニサのパルティア時代の城塞群は、トルクメニスタン南西部に残るパルティア王国時代の都市遺跡で文化遺産です。

王の建造物群のあった旧ニサと民衆の居住地区であった新ニサとから構成される2つの遺丘です。紀元前3世紀頃に成立したパルティア王国(アルサケス朝)初期の首都でした。交易の十字路として、中央アジアや地中海諸国との交流が盛んだった一方、ローマ軍侵攻の砦として要衝の役割を担いました。

まとめ

ウズベキスタン、トルクメニスタンの世界遺産を簡単にまとめてみました。元々行こうと思っていた国々なので、行けるようになったら行きたいと思います。

早く自由に旅できる日がきてほしいですね!

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