【世界遺産を巡る旅】ベネズエラ、スリナム、アンティグア・バーブーダ

アンティグア・バーブーダ

こんにちはnemoです。

新シリーズ【世界遺産を巡る旅】始めました。この旅は世界遺産を勉強しながら各国を周る妄想旅です。

【世界遺産を巡る旅】ベネズエラ

131ヶ国目はベネズエラ。2021年11月現在、世界遺産3件(文化遺産2件、自然遺産1件)です。

ベネズエラと言えばかなり治安が悪化してるイメージ。行きたいところはあるものの、ちょっと悩みますね。

それではベネズエラの世界遺産を見ていきましょう。

コロとその港

登録:1993年(文化遺産) 登録基準:(ⅳ)、(ⅴ)

コロとその港は、ベネズエラの北西部にある町で文化遺産です。

初期の入植者であるスペインのコロニアル様式と、コロの対岸の島を支配していたオランダのバロック形式とが融合した街並みが残ります。2004年時点で、約600の歴史的建造物が残っています。

1527年、スペイン人が入植し、初期の植民都市となりました。その後、スペイン国王であったカルロス1世から開拓権利を購入したドイツの商人ヴェルザー家の支配するところになりました。一時は砂糖貿易の拠点として繁栄しましたが、貿易港としての機能は他の南米都市との競争に敗れました。またハリケーンによる災害の発生や、カリブ海の海賊の襲撃を度々受け徐々に衰退。2004年現在は、小さな漁港の町として細々と残っています。

カラカスの大学都市

登録:2000年(文化遺産) 登録基準:(ⅰ)、(ⅳ)

カラカスの大学都市は、ベネズエラにあるベネズエラ中央大学を中心とした学園都市で文化遺産です。

カラカスの大学都市は、1940年から1950年代にかけて、建築家のカルロス・ラウール・ビリャヌエバなどの前衛芸術家により設計されました。

世界遺産登録に関して、カラカスの大学都市は20世紀前半のモダニズムの顕著な例としています。ベネズエラ中央大学の講堂アウラ・マグナには、アメリカの彫刻家であるアレキサンダー・カルダーの代表作である『雲』があります。

カナイマ国立公園

登録:1994年(自然遺産) 登録基準:(ⅶ)、(ⅷ)、(ⅸ)、(ⅹ)

エンジェルフォール

カナイマ国立公園は、ベネズエラにある国立公園で自然遺産です。

未だに人類未踏の場所が点在し、世界最後の秘境ともいわれています。そのため、原始的な特徴を持つ固有の動植物が生息し、独自の生態系を形成しています。

テーブルマウンテンが大小100余りジャングルに浮かぶ一帯があり、ギアナ高地と呼ばれています。この地帯は、プレートテクトニクスの影響をほとんど受けていないため、約20億年前の地質がそのまま残っていると考えられています。

【世界遺産を巡る旅】スリナム

132ヶ国目はスリナム。2021年11月現在、世界遺産2件(文化遺産1件、自然遺産1件)です。

スリナムってどこ?って感じの人多いと思います。え?南米って思う人多いと思います。

それではスリナムの世界遺産を見ていきましょう。

パラマリボ市街歴史地区

登録:2002年(文化遺産) 登録基準:(ⅱ)、(ⅳ)

パラマリボ

パラマリボ市街歴史地区は、スリナムの首都パラマリボのうちコロニアル様式の町並みが残る区画で文化遺産です。

パラマリボには、中南米に多く残るスペイン・ポルトガルの旧植民都市と違い、例外的にオランダの様式とクリオーリョの様式が融合した独特の都市景観が残されています。木造の家屋が中心の建造物群は過去の大火で深刻な被害を受けましたが、修復や再建に当たっても伝統的な様式を守ることに注意が払われてきました。

中央スリナム自然保護区

登録:2000年(自然遺産) 登録基準:(ⅸ)、(ⅹ)

中央スリナム自然保護区は、スリナム中央部に位置する自然保護区で自然遺産です。

ここは熱帯の気候で、年平均気温は27度前後、年平均降水量は1750㎜から3000㎜です。降水量は多いですが、一年に2度ある雨季に集中しており、それらの間には乾季があります。植物相は古期海岸線、新期海岸線、サバナ、内陸部の四つに大別されています。

【世界遺産を巡る旅】アンティグア・バーブーダ

133ヶ国目はアンティグア・バーブーダ。2021年11月現在、世界遺産1件(文化遺産1件)です。

アンティグア・バーブーダってどこ?って感じの人もっと多いと思います。ここからカリブ海を進みます。

それではアンティグア・バーブーダの世界遺産を見ていきましょう。

アンティグア海軍造船所

登録:2016年(文化遺産) 登録基準:(ⅱ)、(ⅳ)

アンティグア海軍造船所は、アンティグア・バーブーダにあるイギリス海軍の拠点となった造船所跡で文化遺産です。

1784年から1787年までイギリス海軍の造船所に住んでいたホレーショ・ネルソン提督にちなんで名付けられました。この造船所とその関連施設は、砂糖を求めて西欧諸国が東カリブ海の支配をめぐって競い合っていた時代に、サトウキビ農園主たちの利益を守る目的で建設されました。

高地に囲まれ、深く狭い入り江をもつアンティグア島の南岸の自然環境は、ハリケーンからの避難所として、あるいは船を修理する場所として理想的でした。イギリス海軍による造船所の建設は、18世紀末以来の数世代にわたるアフリカ系奴隷の労働力があって初めて可能となったものです。

まとめ

ベネズエラ、スリナム、アンティグア・バーブーダの世界遺産を簡単にまとめてみました。いろいろあっていい感じですね。

早く自由に旅できる日がきてほしいですね!

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