こんにちはnemoです。
新シリーズ【世界遺産を巡る旅】始めました。この旅は世界遺産を勉強しながら各国を周る妄想旅です。
【世界遺産を巡る旅】バングラデシュ
14ヶ国目はバングラデシュ。2021年5月現在、世界遺産3件(文化遺産2件、自然遺産1件)です。
バングラデシュは一度行こうとしたものの、直前で予定変更して行けなかった国。いつか行ってみたいなと思います。
それではバングラデシュの世界遺産を見ていきましょう。
バゲルハットのモスク都市
登録:1985年(文化遺産) 登録基準:(ⅳ)
バゲルハットのモスク都市は、バングラデシュのクルナ管区バゲルハット郊外にある遺跡で文化遺産です。
15世紀前半、ここを開拓した王、カン・ジャハンにより造営されたモスク群。遺跡内にはモスクやタダルガー(霊廟)など50にも及ぶ建造物があり、そのほとんどがカン・ジャハン様式により建設されました。
カン・ジャハン様式は、ムスリム様式とデリーのトゥグルク様式を混合した建築様式であり、トルコ系のウルグ・カン・ジャハン王により提唱されたものです。
パハルプールの仏教寺院遺跡群
登録:1985年(文化遺産) 登録基準:(ⅰ)、(ⅱ)、(ⅵ)
パハルプールの仏教寺院遺跡群は、バングラデシュのラジシャヒ管区にある仏教寺院の遺跡で文化遺産です。
8世紀半ばから、9世紀にかけて建設された仏教寺院遺跡群です。 バングラデシュはイスラム教国ですが、この地域はパーラ王朝の支配を受けており、その時代には仏教が大いに栄えていました。
基壇は神々や動物の像で装飾されており、寺院土台から出土した2800点もの素焼き粘土板の浮彫は、パーラ王朝美術を知る貴重な資料です。
シュンドルボン
登録:1997年(自然遺産) 登録基準:(ⅸ)、(ⅹ)
シュンドルボンは、バングラデシュのクルナ管区南部に広がるマングローブの群生地帯で自然遺産です。
総面積100万haの大森林地帯で、世界最大のマングローブ天然林です。泥が堆積した湿地帯で、数千の川、運河、入り江が、複雑に入り組んでいます。
多数のシカやワニ、サル、ベンガルトラが棲息しており、その他鳥類も240種類以上確認されている事などから、動物の聖地となっているようです。1987年に登録された世界遺産であるインドのスンダルバンス国立公園の境界に隣接しています。
【世界遺産を巡る旅】ネパール
15ヶ国目はネパール。2021年5月現在、世界遺産4件(文化遺産2件、自然遺産2件)です。
ネパールにはヒマラヤ山脈など雄大な山々が待っています。インドから行くと気候も涼しくなり、人もそこまでしつこくないので癒されます。トレッキングもやってみたいですね。
それではネパールの世界遺産を見ていきましょう。
カトマンズ盆地
登録:1979年(文化遺産)、2006年拡張 登録基準:(ⅲ)、(ⅳ)、(ⅵ)
カトマンズ盆地は、ネパールの首都カトマンズのある盆地一帯で文化遺産です。
カトマンズ盆地はもともと湖で、肥沃な、そして緑豊かな土地です。チベットとインドを結ぶ交易の中継点であり、仏教とヒンドゥー教の融合が進み、多くの寺院や聖堂、彫刻といった宗教芸術が花開いた場所でもあります。カトマンズ、パタン、バクタプルの3つの都市で構成されています。
都市の開発によって過去に危機遺産に登録されていました。
仏陀の生誕地ルンビニ
登録:1997年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)、(ⅵ)
仏陀の生誕地ルンビニは、ネパール南部タライ平原にある小さな村で文化遺産です。
仏教の開祖・釈迦の生まれたとされる地で、仏教の四大聖地の1つです。マーヤー・デヴィ寺院を中心に、アショーカ王が巡礼したときに建立された石柱や、釈迦が産湯をつかったという池などが残っています。
サガルマータ国立公園
登録:1979年(自然遺産) 登録基準:(ⅶ)
サガルマータ国立公園は、ネパール北東部に位置する山岳地帯にある国立公園で自然遺産です。
世界の屋根といわれるヒマラヤ山脈でも世界最高峰のエベレスト、ローツェ、マカルー、チョ・オユーなど高い山が連なっており、公園内には高山植物やレッサーパンダ、ジャコウジカなどの珍しい動物も生息しています。
チトワン国立公園
登録:1984年(自然遺産) 登録基準:(ⅶ)、(ⅸ)、(ⅹ)
チトワン国立公園は、中央ネパール南部のナラヤニ県チトワン郡にある国立公園で自然遺産です。
大自然が手付かずのまま残っており、絶滅寸前のインドサイ、ベンガルトラ、ヒョウなど哺乳類は約40種、ヌマワニ等の絶滅の恐れの高い動物や、コウノトリ、サギ、インコなどの野鳥が生息しています。また野鳥の種類は500種類ほどで、世界一と言われています。
まとめ
バングラデシュ、ネパールの世界遺産を簡単にまとめてみました。数は多くないけれど、興味深いものもありますね。いつか行ってみたいです。
早く自由に旅できる日がきてほしいですね!
コメント