【世界遺産を巡る旅】パナマ、コスタリカ

コスタリカ

こんにちはnemoです。

新シリーズ【世界遺産を巡る旅】始めました。この旅は世界遺産を勉強しながら各国を周る妄想旅です。

【世界遺産を巡る旅】ドミニカ共和国

142ヶ国目はパナマ。2021年10月現在、世界遺産5件(文化遺2件、自然遺産3件)です。

パナマといえばパナマ運河。中米ではかなりの都会ですね。

それではパナマの世界遺産を見ていきましょう。

パナマのカリブ海沿岸の要塞群 : ポルトベロとサン・ロレンソ

登録:1980年(文化遺産) 登録基準:(ⅰ)、(ⅳ)

パナマのカリブ海沿岸の要塞群 : ポルトベロとサン・ロレンソは、パナマにある要塞跡で文化遺産です。

スペインの植民地だった時代のポルトベロは、銀の積出港として栄えた港町でした。当時はその経済的重要性から略奪行為などの標的になることもしばしばで、港町の防衛施設群を整えることが要請されました。その結果、17世紀前半に、湾の入り口に2つと湾内に2つの要塞が配置され、さらに湾の最奥部の港町自体にも要塞が置かれました。これら5つの要塞群がポルトベロの防衛を担いました。

これらの遺跡群は、かつてスペインが植民地で築いた軍事施設の建築水準を今に伝える優れた例証となっています。

パナマ・ビエホとパナマ歴史地区

登録:1997年(文化遺産)、2003年拡張 登録基準:(ⅱ)、(ⅳ)、(ⅵ)

パナマ・ビエホ

パナマ・ビエホとパナマ歴史地区は、パナマの首都であるパナマシティにある建造物群で文化遺産です。

パナマ・ビエホはアメリカ大陸の太平洋岸で最初のスペイン人の植民都市として知られています。1671年にはイギリスの海賊ヘンリー・モーガンの来襲によって破壊されましたが、再建以降は中南米有数の貿易拠点として発展しました。

現在、古建築群が立地ないし埋蔵されている280,000m²にも及ぶ広大な地域は、歴史公園として財団が管理しています。また、公園内には大聖堂前に土産物店等が入居する建物(旧国軍司令部)と1953年にパナマ建国50周年を記念して作られた生活・基幹道路の建国50周年記念道路があるが、ともに貴重な文化財保護の観点から財団では移転を国に強く要望してます。

ダリエン国立公園

登録:1981年(自然遺産) 登録基準:(ⅶ)、(ⅸ)、(ⅹ)

ダリエン国立公園は、パナマのコロンビアとの国境付近に広がる国立公園で自然遺産です。

ダリエン国立公園には海岸線や山岳地帯が含まれるため、マングローブ林、ヤシ林、、多くの地域をしめる鬱蒼とした熱帯雨林など、多彩な植生が存在しています。熱帯雨林は多くの動物たちの住み処になっており、北から南下してきた動物たちと南から北上してきた動物たちが集まって、独特の動物相を形成しています。

また、公園内には、アメリカ先住民のチョコ人たちが、伝統的な文化を守って生活しています。

タラマンカ山脈=ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園

登録:1983年(自然遺産)、1990年拡張 登録基準:(ⅶ)、(ⅷ)、(ⅸ)、(ⅹ)

タラマンカ山脈=ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園は、コスタリカとパナマにまたがる自然遺産です。

1983年にコスタリカの世界遺産として、7つの国立公園や自然保護区がまとめて「タラマンカ山脈=ラ・アミスター保護区群」として登録された後、1990年にパナマのラ・アミスター国立公園が加えられました。

山脈は、動植物の固有種が多く存在している全地球的に見ても重要な地域です。また、ベアードバク、ジャガー、ピューマなどの大型哺乳類や鳥類も多く生息していますが、山脈の多くの場所で、その生存が脅かされている状況です。

コイバ国立公園とその海洋特別保護地域

登録:2005年(自然遺産) 登録基準:(ⅸ)、(ⅹ)

コイバ国立公園とその海洋特別保護地域は、パナマの太平洋岸沖合いにある国立公園で自然遺産です。

コイバ島は、中央アメリカでは数少ない、コンゴウインコの野生種の大群が見られる場所になっています。島の75%は森林で、そこには原始林も多く含まれています。

この島には、ここでしか見られない稀少な植物種も生育しており、パナマ本土では森林破壊や過剰伐採で姿を消してしまった3種の植物も残っています。また、島周辺の海域は南北アメリカ州の太平洋沿岸で最大級のサンゴ礁に囲まれており、多くの海洋生物を育んでいます。

【世界遺産を巡る旅】コスタリカ

143ヶ国目はコスタリカ。2021年11月現在、世界遺産4件(文化遺産1件、自然遺産3件)です。

コスタリカと言えば結構物価が高いらしい。旅行者泣かせですね。

それではコスタリカの世界遺産を見ていきましょう。

ディキスの石球のある先コロンブス期首長制集落群

登録:2014年(文化遺産) 登録基準:(ⅲ)

ディキスの石球のある先コロンブス期首長制集落群は、コスタリカにある首長制集落の関連遺跡で文化遺産です。

日本では通俗的な超古代文明・古代宇宙飛行士説関連書籍で、オーパーツとしてしばしば言及されるディキスの石球群を登録対象に含んでいます。かつてコスタリカのディキス地方では、花崗閃緑岩、斑糲岩などで多くの石球が製造されました。

ほぼ真球をなすこれらの石球は1930年代のプランテーション目的の開墾に際して発見されたものの、墓標の一種や何らかの宗教儀式にまつわる意味を推測する意見などもあるものの、今なお正確な製造方法や目的などは特定されていません。地元先住民にも、この石球に関する伝承は存在しないといわれています。

タラマンカ山脈=ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園

登録:1983年(自然遺産)、1990年拡張 登録基準:(ⅶ)、(ⅷ)、(ⅸ)、(ⅹ)

タラマンカ山脈=ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園は、コスタリカとパナマにまたがる自然遺産です。

1983年にコスタリカの世界遺産として、7つの国立公園や自然保護区がまとめて「タラマンカ山脈=ラ・アミスター保護区群」として登録された後、1990年にパナマのラ・アミスター国立公園が加えられました。

山脈は、動植物の固有種が多く存在している全地球的に見ても重要な地域です。また、ベアードバク、ジャガー、ピューマなどの大型哺乳類や鳥類も多く生息していますが、山脈の多くの場所で、その生存が脅かされている状況です。

ココ島国立公園

登録:1997年(自然遺産)、2002年拡張 登録基準:(ⅸ)、(ⅹ)

ココ島国立公園は、コスタリカのココ島にある国立公園で自然遺産です。

熱帯雨林に覆われ、豊かな動植物が数多く残る。島の海域には数多くの海洋生物が生息しダイビング・スポットとしてでも知られています。

周辺海域には、北赤道海流が通っていて豊かな漁場を形成しています。そのため、ハンマーヘッド・シャークやネムリブカマグロやカンパチなどの群れが見られます。

グアナカステ保全地域

登録:1999年(自然遺産)、2004年拡張 登録基準:(ⅸ)、(ⅹ)

グアナカステ保全地域は、コスタリカにある保全地域で自然遺産です。

1999年に保全地域内のグアナカステ国立公園、サンタ・ロサ国立公園(海域を含む)、リンコン・デ・ラ・ビエハ火山国立公園、フンキリャル湾国立野生生物保護区、オリソンテス試験森林がユネスコの世界遺産リストに登録され、2004年にはサンタ・エレナ地区が拡大登録されました。

まとめ

パナマ、コスタリカの世界遺産を簡単にまとめてみました。大航海時代の歴史を感じます。
いろいろあっていい感じですね。

早く自由に旅できる日がきてほしいですね!

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