【世界遺産を巡る旅】スリランカ

スリランカ

こんにちはnemoです。

新シリーズ【世界遺産を巡る旅】始めました。この旅は世界遺産を勉強しながら各国を周る妄想旅です。

【世界遺産を巡る旅】スリランカ

17ヶ国目はインド。2021年5月現在、世界遺産8件(文化遺産6件、自然遺産2件)です。

スリランカは楽しみにしていたのに行けなかった国の一つ。コロナ禍でなければ行けたのになぁと思うんですけどね。妄想で世界一周したときにいろいろ見ていたので楽しみです。行けるようになったら行きたいと思います。

それではスリランカの世界遺産を見ていきましょう。

聖地アヌラーダプラ

登録:1982年(文化遺産) 登録基準:(ⅱ)、(ⅲ)、(ⅵ)

聖地アヌラーダプラは、スリランカ北中部州にある古都で文化遺産です。

スリランカ最古のシンハラ王朝の都があったアヌラーダプラには、紀元前3世紀にインドから仏教が伝わり、その後約1400年以上にわたり政治・宗教の中心地として栄えました。

聖地たる理由の一つはスリー・マハー菩提樹と呼ばれる一本の菩提樹です。アヌラーダプラの菩提樹は仏陀が木の下で悟りを開いたというインド・ブッダガヤから株分けされたものといわれています。

古都ポロンナルワ

登録:1982年(文化遺産) 登録基準:(ⅰ)、(ⅲ)、(ⅵ)

古都ポロンナルワは、スリランカ北中部州にある中世の古都で文化遺産です。

インドのチョーラ王朝の侵略によってアヌラーダプラを追われたシンハラ王朝が、1017年から1255年まで首都をおいた場所となっています。ポロンナルワは仏教都市として繁栄を極め、仏教文化の華が開きました。その中でも仏教美術の傑作と称されるのが、ガル・ヴィハーラにある巨岩に刻まれた三体の仏像です。

ポロンナルワは13世紀に廃都となり、壮麗な建造物もジャングルに埋もれてしまいます。しかし19世紀に遺跡の発掘が始まり、今ではスリランカでも屈指の美しい古都として知られるようになりました。

古都シーギリヤ

登録:2018年(文化遺産) 登録基準:(ⅱ)、(ⅳ)

シーギリヤロック

古都シーギリヤは、スリランカの中部州のマータレーにある遺跡で文化遺産です。

シーギリヤの遺跡は、5世紀に父を殺害し王位を奪ったカッサパ1世(在位477〜495年)によって建造されました。

要塞化した岩上の王宮跡と、それを取り囲む水路、庭園、貯蔵施設などの都市遺構からなり、岩山の中腹には『シーギリヤ・レディ』として知られるフレスコの女性像が描かれています。これはカッサパ王が父を弔うために描かせたと言われています。

聖地キャンディ

登録:1988年(文化遺産) 登録基準:(ⅳ)、(ⅵ)

聖地キャンディは、スリランカ中部州にあるシンハラ人のキャンディ王国の最後の都で文化遺産です。

キャンディはスリランカの仏教の聖地であり、またシンハラ人による最後の王朝の都です。仏陀の歯があるとされる仏歯寺があり、スリランカの仏教徒にとって宗教的に重要な信仰の地であり最も重要な巡礼地の一つになっています。

ゴールの旧市街と要塞

登録:1988年(文化遺産) 登録基準:(ⅳ)

ゴールの旧市街と要塞は、スリランカ南部州の港町ゴールに築かれた要塞と、その城壁内に形成された歴史地区で文化遺産です。

ゴールは古くから交易拠点となっていたと考えられ、ポルトガル人たちは拠点を築き、強化していきました。1625年には3つの稜堡とサンタ・クルズ砲台が設置されました。これは現在残る要塞よりもずっと簡素なものですが、ゴール要塞の成立と見なされています。

ポルトガル、オランダ、イギリスと支配は変わるものの、要塞は引き続き利用されました。19世紀後半に拠点がコロンボに移ったことで、中心的存在ではなくなるものの、そのおかげで街並みがきれいに残されています。

ダンブッラの黄金寺院

登録:1991年(文化遺産) 登録基準:(ⅰ)、(ⅵ)

ダンブッラの黄金寺院

ダンブッラの黄金寺院は、スリランカののダンブッラにある寺院で文化遺産です。

紀元前3世紀に修行の場として開窟が始まり、紀元前1世紀にシンハラ王朝のワッタガーマニー・アバヤ王が戦勝を記念し寺院を建立しました。

5つの石窟からなる国内最大の石窟寺院で、そのそれぞれに聖像や絵画があります。これらの聖像や絵画は、釈迦とその生涯に関連したもので、153の釈迦像、3つのスリランカ王の像、4つのヒンドゥー教の神像が祀られています。壁画の面積は2,100平方メートルに達し、絵画には、釈迦が最初に説教を行ったマーラへの説教も含まれています。

シンハラジャ森林保護区

登録:1988年(自然遺産) 登録基準:(ⅸ)、(ⅹ)

シンハラジャ森林保護区は、スリランカの国立公園の一つで自然遺産です。

シンハラジャはライオンの王国を意味します。商業的な伐採はあったものの、大規模な開発を逃れてきました。森林保護区は東西21km、南北は最大でも7㎞という小規模なものですが、樹木、昆虫、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類などの固有種の宝庫です。

スリランカの中央高地

登録:2010年(自然遺産) 登録基準:(ⅸ)、(ⅹ)

スリランカの中央高地は、スリランカの西ベンガル州に所在する国立公園で自然遺産です。

ピーク・ウィルダーネス保護区、ホートン・プレインズ国立公園、ナックルズ保護森林を含み、標高2500m以上に群生する熱帯雨林となっています。

スリランカの顕花植物の固有種の半分と脊椎動物の固有種の51%がこの地域で確認されています。複合遺産での登録を目指したものの、自然遺産で登録されました。

まとめ

スリランカの世界遺産を簡単にまとめてみました。行ってみたい国の一つで、実際に行くのが楽しみです。いろいろな魅力がありますね。

早く自由に旅できる日がきてほしいですね!

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